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スポーツマンガを考える

の前に。

今朝テレビをつけたら、
この夏の電力検証をやっていた。

気温統計からすると、
今年の夏も例年と変わらず暑かったが、
使用電力は、予想よりもはるかに少なかったという。

そのいろいろな検証は、そちらにお任せし、
腐人自身の体感として、
明らかに違ったなと思うことがある。

今年の夏、確かに日中は暑かった。

でも、夜がね、明らかに違った。
ヒートアイランドが起こってなかった気がするのだ。

ま、これは都市部限定の話かもしれませんが。

天気予報でたびたび「熱帯夜です」とか言ってはいたが、
電力ジャブジャブ使用だった一昨年までの熱帯夜と
今年の熱帯夜って、明らかに違うと思う。

腐人は基本、夏になると、
日が翳ってからしか動かない。

そんでも、一昨年までは、
道路両端の各部屋の室外機から吐き出される
ぼわっとした熱風が、
いつまでたっても地上に滞り、
夜になったからといって
たいして気温が下がることはなかった。

ぬるあたたかい空気の中、
ダーリンと徘徊しとったんです。

それが今、日中でも皆が節電で
エアコン温度の設定をあげたり、
扇風機に切り替えたりしたせいか、
日が翳ってからの気温が、明らかに違う。
っても、腐人の体感だけどね。

だから、夜風がふけば、
それだけで涼しさを感じるようになったのだ。

たぶんこれ、
誰も統計とってないよーな気がするんだが、
かなり変わってると思うんだけどなー。

実際、腐人はこの夏、
扇風機をつけたまま寝たのは1、2回しかない。

大量の電力をつかって、大量の排熱を行い、
ヒートアイランドを起こして、
また大量の電力で冷やす・・・。

・・・と、考えてみれば、
これまでの当たり前がいかに身食いな行為だったか、
なんかそのアホらしさに、笑いがこみあげてくる。

ってなことを
地球全体で、人類全部で理解すれば、
なんか変わってきそうな気がするんだが、
香港から来た人が、
「なんなの!
 なんでこんなに、日本はどこいっても暑いの!!」
とゆーてたそーなんで、
なかなか難しいかなぁ・・・。

ちなみに香港は、室温16度がデフォルトですと。


ま、っちゅーても、
電気ゼロ生活は、今の世の中無理なので、
安全で、安心でき、常に安定した供給が
できるだけ安価でできる発電方法を
いかにしてみつけるか、
それが一番の問題なんでしょうね。

ドラちゃんのポッケに答えがあったらいいのにな。


さて、スポーツマンガの話である。

いやね、昨日、
こざき亜衣さんの『あさひなぐ』を読んだら
これがなかなかよろしくて。

その前に、惜しいなぁというのがあったから
余計に、その検証をしたくなったんですわ。

これ、最初は、「スポ根」と言いたかったの。

でも、「スポ根」といえば、
スパルタ練習をつみかさね、
精神論で勝ぁーつ!!ってな、
旧日本軍か、あんたらは・・・(=_=)
と言いたくなるよーな印象があり、
確かに一昔前はそうだった。

が、今のスポーツマンガは、もっと理論的だったり、
こう切るか!ってな切り口で描かれたものが多い。

・・・ま、野球やサッカーはマンガ化されすぎちゃって
調理方法でみせるしかなくなったために
必然的にそうなってった・・・とも言えるんだが。


ま、その辺はこれまでにも言ってるし、
さらっと流しておきましょう。

今回、検証ネタとして、

こざき亜衣 『あさひなぐ』
竹内友 『ボールルームへようこそ』
ザザロン亞南 『氷上のセイリオス』

これをベースにさせてもらう。

スポーツマンガって、
大きく言えば2つのパターンだと思う。

A)一人(or二人)の突出した才能がある人を中心にすすむ
  例:ドカベン、キャプ翼、イニD、しゃにGO

B)群像の成長話
  例:スラダン、おお振り、帯ギュ、のりりん

そっからさらに、目指すものがプロなのか、
甲子園(インターハイ)なのか、
はたまたド素人が楽しめるようになるまでなのか。

ま、そのへんでバリエーションをつけてくわけですが、
今回あげた3つのマンガは、
どれも題材にしてるスポーツが、マイナー競技である。

って、視聴率1、2を取るフィギュアスケートを
マイナーと言ったら怒られるかもしれんが、
これは競技人口とか、
じゃぁそれで食ってけてる人がどんだけいるよ、
詳しいルールを知ってる人がどんだけいるよ、
って視点ね。

そういう点で、野球やサッカーはメジャー、
薙刀、競技ダンス、フィギュアはマイナー
とさせてもらってかまわんだろう。


マイナー競技を扱う場合、
腐人はあんましA)のパターンをオススメしない。

なぜなら、読者自身がルールをしらないド素人だから。
ここまで言い切るのは語弊があるか。
ド素人が多い、から。

そのスポーツのことを知らない人を前に、
「一人の天才が現れた!!」
ってやったって、
ぽかーん・・・となるのが普通だろう。

※才能のある人すべてが天才だとは思わんが、
 「才能のある人」って書くと長いんで、
 「天才」にまとめさせてもらいます。


『のりりん』で、
ランス・アームストロングのことをゆーシーンがあったが、
皆がきょとんとして、
アイルトン・セナに置き換えてたでしょ。

そういうこと。

いくら、「天才」って言われたって、
そのスポーツに対する素養がなければ、
その凄さが、伝わらないのだ。

ま、ランス・アームストロング君は、
別のとこで、最近、話題になっちゃったけどねー・・・。


話がずれた。

元に戻すと、そゆことで、
誰もがそれなりにそのスポーツの「天才」がどーゆーもんか、
認知されてるもんならば、A)パターンでもいいが、
そうでない場合は、B)パターンのがいいと思う。

なので、この3つでいえば、腐人ならば、
B)で話をつくることをすすめるが、
『あさひなぐ』以外はそうしなかった。

それが惜しいなぁと思う。


ま、フィギュアの場合は、
天才ってのがなんとなくわからんでもないので、
A)でもありかなぁとは思うが、
『氷上のセイリオス』がA)なのに、
惜しいなぁと思ったのは、その冒頭にある。

A)のパターンで、天才を描くなら、
最初から、そいつの話で始めるべきだ。

これだと、このお話は、
「才能のあった元スケーターが、
 一流選手を育て上げるまでのコーチングのお話」

なのか、
「才能のある、でもまだ原石のスケーターが
 一流選手になるまでのお話」

なのかが、わかんねぇんだよ。

そこがね、腐人が読んでて、
「とっちらかってる」という印象になった。

A)でやるなら、お話は、
小説で言うなら一人称で進めたほうがいい。
最初から最後まで、
お話の幹は、その天才の話で作り上げることを心がけないと、
お話の印象がバラバラになる。

山田太郎が、大空翼が、どれだけ才能があって
どういう人となりなのか、
まわりにどういう仲間たちがいるのか、
それを読者に植え付けてから、初めて、
彼らが倒すべきライバルのエピソード(枝葉)にいかないと、
♪だーれが主役か脇役か♬
ってな話になっちゃうのだ。



腐人がマイナー競技の場合、
B)を薦める理由は、もう1つある。

それは、競技の説明がしやすい場が作りやすいからだ。

説明のいらないメジャー競技と違って、
マイナー競技の場合は、
ものごっつい初手の、「どうやったら勝ちなのか」
そこまでレベルを下げた説明が必要になる。

っても、これはあくまでスポーツエンタメマンガであって、
競技の教則本のマンガ化ではない。

だから、ルールを全部逐一説明する必要はないのだが、
入門マンガとしての位置づけを狙う場合は、
そこまで書いてるもんもあるなぁ・・・。

でも、はっきしいって、それね、
腐人みたくスポーツを読む(見る)のは好きだが、
やる気はさっぱりない人からすりゃ、
すげーつまらん、興ざめする部分なのだ。

腐人みたいのにしてみたら、
「このスポーツの、なにがおもしろいのか」
そこしか興味がないんですわ。

この、
「競技について最低これだけは知って欲しい」
と、
「おもろいものを読むことしか興味のない人間に、
 どこまでどう伝えるか」
この按配が、実はすごーく難しいと腐人は思ってる。

それをやる上において、
一番いいのは、ド素人のキャラクターを一人用意することだ。

桜木花道然り、東島旭然り。

そしたら、そいつに他のキャラが教える図でもって、
読者にむかって説明できる。

でも、そこで教則本になっちゃぁいかん。


腐人がそこで描いてほしいなぁと思うのは、
最低限押さえるべき「ルール」と「見所」だ。

まず、その競技が、どうしたら勝ちなのか、
それは知りたいわな。
じゃなきゃ、盛り上がれない。

それから、得点にしろ、高難度演技にしろ、
大体、その前にここがこうだったから成功した
っちゅー素人が見落とすポイントがあるもんだ。
そこんとこの解説は、
なんか自分が賢くなった感じで嬉しくね?

単純なところでは、
素人だからこそわからない
なぜ、なぜ、なぁに?の解消。

サッカーで言えば、オフサイドは
なんぼ説明されてもわかりにくい。

野球もインフィールドフライとかは
???である。

フィギュアで言えば、
どうして難しいジャンプをやった真央ちゃんのが、
キム・ヨナより点数が低いのか、わからない。

そもそも採点競技における、
表現力や芸術点とかって、
どうやってつけるわけ?
そんなもん、主観じゃねぇの?

ボクシングのポイントってのも、わからんなぁ。

これをやっちゃぁダメなのよ、ってのも、
え?なんで?ってのが多いよね。
理由説明されて、なるほどーとなるが。


そういう勝ち負けに関わらないとこでは、
素人目にはわからない
「ここが凄いんだ!」ポイント。

競技ダンスなんかでは、それの何が難しいのか、
どうして千石がすごいのか、
そこらへの言及が欲しいのよ。

他には、選手自身がヨッシャァッ!と思う
最高のパフォーマンス。

腐人はスポーツも極めればショーだと思ってるんで
やっぱ超一流ならではのものがみたいのだ。

・・・といっても、ここらは、
読者がそのスポーツの見方がわかったあたりで
出してくんなきゃ、
上で書いた天才の話と同じで、豚に真珠になっちまうがな。


そーゆー意味で、
『あさひなぐ』はよくできてるなと思った。

旭っちゅー素人を通じ、
薙刀のルールや、どうやって上達するかが描いてあり、
憧れの存在をおくことで、
巧い人とはどういうことかという説明と、
目指すべき目標の設置がすんなりできてる。

その辺が、『ボールルームへようこそ』は、
言葉で説明できてないんだよなぁ・・・。

ま、主読者が絵で読む少年たちだからだ、とか、
身体で覚える子が主役だからだ、とか
あるんかもしれんが、
これじゃ、競技ダンスそのものに対する興味が生まれてこない。

そこをひきつけてこそ、ブームが起きるんだがな。


あとは、ターゲットの話。

昨日、『氷上のセイリオス』が、
掲載誌の主読者層とミスマッチじゃねぇか?
ってなことを書いた。

そういう意味では、『あさひなぐ』は、
むちゃくちゃ目のつけどころがいい。

「青年誌」で、「少女たち」が活躍する。

ほれ、読んどるおっさんらの
鼻の下が伸びる姿がみえるじゃろ。

っても、たぶん今となっては、
鼻の下を伸ばすというより、
昔を思い返して、目が和んでる感じかもしれんが。

この「青年誌で少女」の構図のヒットは、
恐らく曽田正人『昴』がきっかけだろうね。
・・・っても、腐人は途中放棄したんで、
この話、よくしらんのだが。


少年誌で少年が活躍する、は正しいが、
青年誌で少年が活躍する、はどうなんだろう。

青年誌でおっさんが活躍する、ならば共感も得られようが、
同じ若いのなら、少年よか少女のが
ええんじゃねぇのかね?

まぁその絵が少女マンガのよーに
キラキラしければ、おっさんも敬遠するだろうが、
シンプルなこざき亜衣さんの絵なら
おっさんたちの抵抗もさしてなかろうて。

そこはちょっと考慮の余地ありかな。


ま、なんだかんだゆーてますが、
腐人も世に出てるスポーツマンガ全てに
目を通したわけではないし。

最近では、こういうのから外れた、
しっかりしたスポーツ理論もので
おもろいものが増えてるし。

あくまでも腐人が読んだ範囲で思うこと、
に過ぎない。


でも、そやって考えたら、
いっそのことメタボ腹の体幹トレーニングマンガとか、
スポーツのコーチングや、
審査員や審判なんかの裏方とか
そっちにスポットあてるっての一案かもしれないなぁ。


でもね。
1つ言わせてもらえるならば。

腐人としては、今ここで書いたことを
ザッパーン!とひっくり返して、
「うわ!やられた!こうきたかーっ!!」
と叫びたくなるような、
いい意味での期待を裏切ってくれる作品の出現を、
心の底から待っている。


作家のみなさーん、編集者のみなさーん、
よろしくねぇん~




以下、読書録。

●5日
(777)BL/ガッシュ 『背徳のマリア 上』 綺月陣
  おースリーセブンが、この本か。
  ま、意味ないけど。

  昔、ピアスで読んだんですが、
  見事に脳みそになかったわー。
  いや、男が孕むってのは覚えてたんだが・・・。

  この上巻みるかぎりは、これBLかなぁ・・・(~_~)?と
  思わぬところがないわけではない。
  そーゆー意味では、中村明日美子さんにもある中間さを
  綺月さんにも感じるな。

  中間さ・・・うまい言葉がみつからずそう言っちゃったが、
  なんつか、男男にこだわらない、
  男女も男男もありって感じ?

  ただこうなってくっと、
  じゃぁ違いは?ってとこがどうしてもでてきて
  「孕む」ってのが、
  ポイントになっちゃうんだよなぁ・・・。

  上巻では、男の懐妊が具体的には言及されとらんのですが、
  仮に、将来、人工子宮ができて、
  男の腹に埋め込めるようになったとしても、
  恐らく、実際んとこ、耐えられないだろうね。

  自然分娩は確実に無理だし、
  精神的にアウトちゃうかなー。

  お話をすっかりさっぱり忘れてるんで、
  下巻を読むのを楽しみに・・・
  頑張ってお話を覚えておこう・・・(-_-;)

(778-782)マンガ 『あさひなぐ 1-5』 こざき亜衣 
  上でほとんどゆっとるんで、それ以外を。

  いやー・・・これ、いいよ!うん!
  思った以上に、よかった!

  宮路姉弟が!!
     ↑
    そこかい


  なんかあのエピソードだけで、
  夏っちゃんが、16年間、
  どんだけ虐げられ、つらい日々を送ってきたか
  伝わってくる・・・。

  ううううう・・・・・・なんて・・・なんて・・・
  愉しいんだ!!
  ぶわははははー
  ケケケケケー
←鬼・・・

  夏っちゃん、君にも頑張れ少年の応援歌を贈ってあげたいわ。
[ 2012/09/06 ] 腹黒読書 | TB(-) | CM(-)

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