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ISについて 5

さ!
今日でこのネタ終わりにするぞ!
おー!

今日の主軸は、マンガ『IS』について。

それやりながら、
これまでに書き漏らしてることの補足もやって、
頭ん中を整理するー!!!

もう・・・ぐちゃぐちゃどころじゃない状態なんだもん・・・(-_-;)

なので、とりあえずですね、
『IS』読みながら、
頭の中にポンポコでてきた物件を、
まず列挙します。


●1巻のエピソード2つめにあった、
生後まもない頃に、
割礼手術のミスで男性器をなくした少年の話。

これは『ブレンダと呼ばれた少年』という本になってて
ここでも前に言及したことがある。
そんときどこまで書いたっけ??

なんか最近、ブログ内検索がいまいちだし、
書いたことは書いた端から忘れてるし、
繰り返しになるかもしれんが、ま、いっかー。

この本は、最初十数年前に発刊され、
その後、絶版だったんだけど、
数年前に版元を変えて再版された。

マンガに載ってる部分ってのは、
彼の話の、ほんのごく一部。

実際は、もっと深刻で、かつ悲しいお話だ。

少年は、一卵性双生児で生まれ、手術ミスで性器を失う。
その後どうするかということで相談にいった医者に、
「女性として生きたほうがいい」と薦められ、
ブルースと名づけられていた少年は、
ブレンダと呼ばれるようになる。

この医者ってのが、ちょっと問題だったんだよね。

当時は、性自認について、
生まれ(遺伝子)か育ちか、っちゅー論争があり、
この医者は、育ち派だったんですね。

で、このブルース少年の場合、
まさに同一遺伝子をもつ弟という格好の比較材料があったんで、
ゆーなりゃ、自説の証明にぴったりのケースだったのだ。

で、その医者は、自説に従い、
彼を女の子として教育させ、ホルモン治療をさせたりしたのだが、
彼自身は、自分を女だとは思えなかった。

そして14歳になったとき、親から事情をきいて、
彼は男性に戻る(確か、形成手術をうけたはず)。
その後、女性と結婚する。

で、幸せに暮らしましたとさ、となればいかったんですが、
現実はそうならなかった。

ずっとうまくいかない親子関係に加え、弟が自殺する。
そして、他にもいろいろあって、
最終的に、彼自身も自ら死を選んでしまうのだ。

このお話は、ジェンダー問題でよくとりあげられる。

彼が生前、インタビューに答えたときも、
「自分のような処置をされる子をなくしたい」
という思いからだったという点からしても、
ジェンダー論の事例として残ってく、でいいのかなーと思う反面、
腐人としては、これ、
そこだけにしてほしくないなという気がするのだ。

ってのも、これ、ジェンダーだけじゃないと思うんだよね。

少数排除、異物排除の社会というもの、そのものだとか、
親子関係・・・親の価値観のおしつけ、抑圧がもたらすものだとか、
もっと範疇ひろげて扱い、広く知らしめ、
皆に考えてもらうほうがいいと思うんだが。


腐人が読んだのは初版だったので、
まだ彼も弟さんもご存命だった。
だから、最後は、
明るい未来を期待するような流れになっていた。

しかし、その後、彼も弟さんも自ら命を絶つ。
よって、その後に出された再版版には、
なにかしらの加筆修正があったのかなぁ?
と、読んでないから推測するしかできんのだが、
翻訳本特有のまわりくどさが邪魔したものの、
それなりに興味深く読める本です。

もしご興味あるならば、読んでみてください。
っても、もう今じゃ、
ご近所の図書館ぐらいにしかないかも・・・ですが。



●共に学ばせるということ

春ちゃんのケースは、
なんつってもこの家族がすごい。
家庭という家庭が、
すべてこんなならいいのに・・・。

ま、それはともかく、
その親御さんの頑張りで、
春ちゃんは皆と一緒に育つ。

そのため、
春の身体は、それも春の個性の1つにすぎない、
という捉え方で受け入れられるが、
中学や高校と、成長とともにとりまく社会が広がってくと、
異分子排除の傾向が強まる。

これみてて、腐人はふと昔テレビでみた
北欧の学校のレポートを思い出した。

北欧では、どんな障害の子でも、
普通学級で一緒に学ぶ。

そうすると、
確かに、その障害児にサポートをする大人が
付き添ってはいるけど、
その人しか介助をしないわけではなく、
クラスの子達は、物をとったり、
こぼしたものを拭いてあげたりという手助けを
とても自然に行っていた。

身内に病人や障害者がいれば、
周囲にいる人って、手助けするのが普通になるでしょ?

あれを、小さな頃から学校という場でやることで、
障害のある人と自然に共存していくことを学ばせてるのだ。

まぁ、これは人口が少ない北欧だからできてる、
というご意見もあろうが、
考え方の根幹のところで、
日本は統一・一貫性を求めすぎな感じがするんだよなぁ・・・。

その結果が今の若者なんじゃないの?
っちゅー気がしてならん。

ま、この学校ってもんに関しては、
このテーマが終わったあと、
いつかやりたいなと思ってますんで、
こんくらいで。


●XYの、表現女性

みゆのケースですけど、
たぶんこれ、染色体だけじゃなく、
母体内環境の影響もでかいんじゃないかなぁと
勝手に推測してんだが、どうなんだろう。

ってのも、
母体内のホルモン量が胎児の脳形成へ影響がある
っちゅーのが、昨今、常識になってきてて、
XYの子が体内で脳を作ってるときに、
テストステロンの量が適正でない場合、
ゲイになるのでは?ってな説があるほどだ。

で、ふと思う。
この影響は脳だけなんだろうか?
体内で胎児の身体が形成されてく過程で、
母体内のホルモンは、
内臓など他のものの形成にも、影響しないのだろうか?

氏(遺伝子)か、育ち(生育環境)か、ってのは、
よくいろんなところで言われてるが、
双子の研究で、実はそれだけじゃなく、
母体内環境がどうだったかという影響も
無視できない要因だってのがわかっている。

腐人は専門家じゃないからわからんが、
これ、影響しそうな気がするンだけどなぁ・・・。

探したらそういう研究、ヒットしそうな気がするが、
ちょっと今、そこまで掘り下げてられません。
ご興味ある方は、ご自分で調べてみてください。


あと、これは前からよく言われてることなんだが、
生まれてきた子供の性別を
外性器の視認だけで決めているってのが問題だという話。

例えば、このみゆの場合。

春とは違い、染色体は完全なるXYだった。
しかし、生まれてきたときの外性器で女と決められた。

もしここで染色体まで調べていたら?

たぶん、今と違う結果になってると思うンだ。

『ブレンダ』のところで、「性自認は先天性か、後天性か」
ってな話をやったが、この件から、
今の主流は「先天性」となっている。

腐人は、先天性だけで100%だとは思っておらず、
後天性の部分もあると思うンだ。

男はブルーで、女はピンクだとか、
「男の子らしく」
「女の子なんだから」
ってなのを日々浴びせかけられれば、
やっぱりそれなりの影響はでてくると思うのよ。

それがみゆに現れてるよーな気がするンだよね。

もし生まれたときに性染色体を調べ、
早いうちから男の子の方向で、
形成手術やホルモン治療をしてたら、
今のみゆの性自認とは違うものになってたと思うのだ。

春ちゃんだとか、マクソンのように、
性染色体から違いがあるのは、
これにはあてはまらないだろうが、
単に表現体の混乱だけならば、
やはりこれは、生まれたときに
もっと調べるということをした方がいいんじゃなかろうか
っちゅー気がする。

そしたら、たぶん、今考えられてる以上に
ISはいるんじゃなかろうか。
そんで、市民権を得られるぐらいの数になるならば。

性別欄を 男・IS・女 とする社会にしたらどうなのかと思う。 


●精巣が落ちてこない(停留)について

精巣って、高い温度に弱いんですよね。
なので、実は一番いい下着は、
ふんどしだと言われてる。

ま、それは余談。

精巣が陰嚢の中に落ちてこないで
体内にとどまるというのは、わりとある話で、
停留精巣と言われる。

すごくリラックスしてる入浴時などでも、
触って触れられないときは、
今では2歳までに手術したほうがいいといわれてる。

大きくなってわかった場合、
体内でずっと高い温度にさらされ続けることになるので、
機能た低下して、精子を作れなくなっている。

そうなると、ISの外見的特徴のトコで書いたが、
年齢があがると、癌化する可能性がでてくる。

そういうことを考えても、
やっぱ出生時に外性器の視認だけじゃなく、
ちゃんと調べたほうがいいと思うんだけどなー・・・。


えーっと、こんくらいだったっけ・・・
中身でひっかかったのは。

他にもあった気がするが、もう思い出せませんので、
またいつか思い出した時にでも。


以下、全体の話。

ぶっちゃけ、腐人はこれ読んで大泣きしました。

こないだ、テレビでやってたんだが、
未熟児で生まれ、
ひざから下の骨の一部がないため、
1歳で両足ヒザ下を切断した少年が、
義足でいろんなスポーツに挑戦し、
トライアスロンのランでゴールした写真に、
「あなたの言い訳は通用しません」
とつけたものが、ネットで話題になっている、
ってのをやっていた。

春ちゃんも、まさにこれなんだよなぁ・・・。
春ちゃんの生き様をみてると、
つい言い訳を並べ立てている自分が恥ずかしくなる。

そこまで頑張らなくていいよ、と言いたくなる。

でも、それでも頑張る姿をみると、
もう涙、ハナミズがとまらなかった。



この『IS』ですが、腐人はその存在を
テレビドラマ化したときに知った。

へーこんなのあるんだ・・・
と思ってみてみたのだが、
・・・・・・主演のあまりの大根ぶりに絶句。

そのまま見る気が失せ、
でも、タイトルだけは頭に残っていた。
で、先日、マンガをみつけ、読んでみた。

これまでメディアミックスっていまいちなぁ・・・と思ってたが、
新しい読者をひっぱってくるって意味では、
なるほど有効なんだなと思った。
・・・が、あの大根は、もちっとなんとかして欲しい・・・。

この『IS』や、
ディスレクシアを扱った杉本亜未さんの『ファンタジウム』とかは
1つのマンガとしての枠を超えて、
世の人々の啓蒙書として、もっと広く読んでもらいたいと
腐人は切に思う。

そういう意味では、ドラマや映画、舞台に小説など、
もっともっといろんなところに
広がってったほうがいいのかな。

あーでも、質のキープは
くれぐれもお願いしたいんだけど・・・。


と、総括ではこんな感じになるが、
実は、大人編になって、
ものすごーくうーん(~_~)?と思ったところがある。

それは、あまりにも、偏執狂的に、
これまでの保守的な価値観に囚われすぎてるなぁ・・・
という気がしたの。

なんでもっと自由に、柔軟に考えられないんだろ?

まぁ、それは、選択肢があるくせに、
「いらんわ、そんなもん。
 結婚してこそ一人前?
 母になるのが、女の幸せ?
 ・・・はぁ?・・・寝言は寝てから言えや。
 それマジでゆーてんねやったら、正気疑うぞ」
と、一掃したのと、
元から選択肢がないのとでは、違うのかもしれんけど、
なんかあまりにも、結婚だの、出産だの、家庭だの、
昭和かよ!と言いたくなるほど、
ガッチガチの固定概念の連発に、正直少々しらけた。

前も書いたけどさ、
子供を生むのも生まないのも、親のエゴに過ぎない。

別にISじゃなくても、子供がいないってことはある。
ちょっと、自縄自縛になってません?


それは、セックスに関してもいえる。

そら、それまで、
悪意や興味本位の好奇心、無理解、
そういったものにさらされ続けてきたら、
裸になるのが、怖いんかもしれん。

でも、それってさ、別にISではない人だって
持ってるもんじゃない?
程度の差はあるだろうが。

腐人だって、
この誇れる貧乳と、見事な鏡餅腹肉、
そして重力に負けまくってる肉体をさらすには、
やっぱそれなりの覚悟がいる。

タンショウホウケイの兄ちゃんだってそうだろう。
脱いだ途端、相手に「ポークビッツ・・・」と言われたら、
たちが直れないかもしれない。

だからってデカきゃいいのかったらそうでもなく、
先日、19センチの兄ちゃんが、
ちっともいいことない!と愚痴っていた。

その先にあるものだって、
マ●コに、チン●ンつっこむことだけが
セックスじゃないでしょ?

惚れたのが男で、いれたいっちゅーて、
自分も抵抗ないなら、
ア●ルでも、フ●ラでもいいじゃん。

抵抗あるなら、手●キでも、ス●タでも、
いくらでもセックスに代わるものはあるだろう。

相手が女性なら、
機能するなら、大きさは親指程度あれば十分できる。

機能しないなら、ヤのつく人を見習えばいい。
あの人達は、前戯9割で、
女を自分から離れられないようにしてんだよ?
そこらの男どもよかよっぽど尽くしてる。

ま、ここまでいっちゃうと、
ちょっといきすぎかもしれないが、
なーんか、マン●にいれることだけがセックス、
正常位以外は受け付けませーン!ぐらい、
ガッチガチになってるよーな気がしたんだよな。

って、掲載誌かんがえたら、
ここまで描けなかったってだけ?

うーん・・・本当にこのマンガを啓蒙の書と思うなら、
腐人はそこまで突っ込んでもよかったんでないの?
っちゅー気がするけどね。


なんつか、このISのテーマをやってて、
つくづく思ったんだが、
思考を柔軟にもち、
自分の脳みそにある
固定概念をとっぱらったら、
それだけで何か変わるんじゃないのかなぁ。

自分の中にある凝り固まった考えを、
ちょびっと柔らか頭にするだけ、
そんだけで、ISの人も、そうでない人も、
ありのままの自分で、共存してけると思うンだがなー。


さ、これで言いたいことは言い切った!

絵が達者とは言いがたいんですが、
マンガとしては、とてもよくできてる作品だと思うので、
機会があれば、ぜひ一度、読んで見て欲しい作品です。

最後にもう一度、表示しときます。

『IS 男でも女でもない性 1-17』  六花チヨ(講談社)


以下、読書録。
  ↑
 って、以上も読書録じゃん。

・・・いつもの定型句なので、そこは流してください・・・。


●11日
(615)BL/ディアプラス 『執事と画学生、ときどき令嬢』 小林典雅
  相変わらず、チン妙だなぁ・・・。

  あ、いかん。
  つい、来智の拓本にならって、チンゆっちゃったよ。
  「珍妙」と書かねば、違うもんと思われちゃうわ♪

  ってこれ、褒めてるんですよ?

  この一種独特な味わいは、これこそ小林さんの個性。

  本編では、いつもの長文にかなり指導が入ったのかな?
  っちゅー気がしたが(特にあとがき読んで)、
  こういう強い個性がある人は、
  文を変えようが、ネタを変えようが、
  根っこにある色がでてくるもんだ。

  なので、大衆に迎合せず、
  お書きになりたいものを書くがよろしい、
  と、腐人は思いますですよ。

  っつか、そこの部分を下手にいじくると、
  まさに、角を矯めて牛を殺す。
  
  どっかでみたよーな文章や展開を
  延々読まされるより、腐人はずっといいと思う。

  
  っても、長文矯正は、あとがきでそのタガが外れたか?
  っちゅー感じでしたね。
  見事に字だらけ、真っ黒け。

  改行で段を落としてる以外、空きないんじゃないの?
  ここまでみっちり埋められるってのも、
  ある意味すごいが、引くのも事実。

  ま、その辺は、編集さんと一緒に頑張ってくださいな。


  個人的には、この2カプ、侯爵と御曹司のがひいきかな。
  だって・・・
  湊がたった!両方の意味で。
  なんだもん。

  いやー、笑った笑った。
  
  あ、でも執事と画学生も、1点だけ気になっている。

  最終的に拓本はとったんでしょうか。

  もしとったなら、正気にかえった後、どういう展開になるのか、
  ちょっとみてみたいなぁ・・・。
 
[ 2012/07/12 ] 腹黒 日記&読書 | TB(-) | CM(-)

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