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『困ってるひと』 について

途中で、必ず休止が入る腐人の連載。

だからぁ、腐人に一番ないもんはー
根気』なんだってー。
   ↑
って、のっけから開き直りかよ、腐人・・・(=_=)。

ま、それはともかく、休止の理由は、
同じネタ書くのに飽きてお休みという場合と、
昨日読んだ本で、
ネタの続き以上に言いたいことがある場合と、
一応、2パターンあるんだよ、一応。
   ↑
 誰にむかって強調しとんかね、おい。

まぁまぁまぁまぁ・・・
そーゆーわけで
今回は、後者によって休止なんざます。

その連載休止に至った本とは、
(172)一般本 『困ってるひと』 大野更紗

ぶっちゃけ、腐人は
昨今のポプラ社が出す本には懐疑的である。
昔はよかったんだ、昔は。

しかし、ここのところ(10年単位だと思ってくだせぇ)
ポプラ社刊行本で、アタリを引いた記憶がない。

一度ハズレると、どんどん手がでなくなって、
今に至る。

ただ、この本は、
実は、刊行直後に一度目についた。
表紙とタイトルのもつ、
訴求力に惹かれたというか。

でも、内容紹介をみて、一度パスしたのだ。

うーん・・・
フィクションじゃなくて、
ノンフィクションで、
かつ、
書いた人が現在も闘病まっただ中となると、
ちょいと書きにくいなぁ・・・。

ま、どうせこんなドマイナーブログ、
見られやしねぇだろ・・・
と思ってんだが、甘いだろうか?

このブログはFC2というサイトを利用しとるのだが、
最近、ログイン画面で、法務省の人権擁護局がPRしてて、
「あなたのカキコミ 大丈夫?」
「誰かを傷つけていませんか?」
「書き込む前によく考えよう」

と、ログインするたんびに言われている・・・。

でも、腐人にとっちゃー平気な言葉でも、
Aさんには崖からつきおとされたぐらい
ショックだったりすることもあるじゃん!
だから、基準って、あるようでないような気がすんだよなぁ・・・。

ま、なるたけ発言に注意しながら、
コメントしてみるとするか。
どこまでその気が続くか怪しいが。


ま、そゆことで、一度パスした本を
なんで、読もうという気になったんだか。
・・・忘れました。


パスした理由は今でもわかるんだけどな。

1つは、
客観的視点からの症例紹介、治療例紹介っつー本は
腐人、大好物なんですが、
病人ご本人の場合、
病気の話じゃなくって、
闘病にたいする主観オンリーなご意見とか、
感情だだもれ読んでてうんざり・・・
ってのが多いため、基本的に避けている。

ご自身でご自身を笑い飛ばせるよーなのなら
いいんだけどね。
どっちかっちゅーと、
「なんてかわいそうなワタシ!」
が多いもんで・・・。


2つめは、
難民支援活動やってたってところで白旗。

100%確実に、
もしリアルで、周囲にそういう方がいれば、
最低限の事務連絡以外のおつきあいは絶対にしない。

いや、やりたいならやったらいいと思いますよ。

ただ、腐人はパス。
腐人は、そういうのって、
恵まれてる人の傲慢と優越と自己満足だけだと思ってるんで。

っつか、
ありとあらゆるすべてのことが、
本人の問題じゃない?と思ってる。
この辺、あんまりゆーと、
人KENまもる君に怒られちゃうからやめとこう。

ま、そゆことで・・・
確実に根本的なところで
相入れないのがわかってたんで、やめたんです。


で、読んでみたら、
やっぱり前半は・・・(-_-;)。
そこについては、言及を控えましょう。


でも、
ソーシャルワーカーさんに、
友人たちに、
そして先生に、
限界をつきつけられて、
やっとこ目が覚めてくれる。

ああ、よかった、
これで後半が読める・・・(;_;)

といっても、正直、ご本人への興味は薄いです、
すんません。

腐人がすごく気になったのは、
大野さんの転機となった「あの人」、
その方のことがね、すごく気になっている。

はっきりいって
健常者の無神経&奢り以外の
なにもんでもないと思うけど、
前に『感染宣告』というエイズの本でも書いたが、
「健康なお前に俺の気持ちがわかるか!」
っちゅーご意見に対しては、
「はぁ?
 あのなぁ…他人の気持ちなんつーのは、
 あんたに限らず、誰1人わかるもんじゃねぇんだよ!

 あんたの気持ちは、あんただけのもんなんだから、
 知るかよ、んなもん。
   
 わかって欲しけりゃ言葉にして言え。
 サボってんじゃねぇよ!」

と腐人は思ってる。

暴言吐きまくりだが、ご興味あるなら
2010-12-27の腐人日記をどうぞ。
ちなみに上記の発言は、そのまま抜粋。


なので、生まれた時から難病をわずらってる彼が、
「言ってもわからないから、言わない」
としてる、その姿勢は、
腐人はとてもいいと思う。

・・・が、
これはそれまでの長い年月があってこそ
行き着いた境地なんだろな。

でも、そんな状況で、大野さんの引っ越しを手伝い、
彼は言う。

「生きててよかったのかもしれないと、
 昨日、生まれてはじめてちょっと思った」

「更紗ちゃんの、何かの役に、立ったのかと」

腐人はこの本よんでて唯一、ここでホロリときた。

勝手な推測だが、
生まれてからずっと難病を患ってたのだとしたら、
言葉は悪いが、
自分はずっと周囲のお荷物だ、
一人前ではない、
と思っていたところがあるんじゃないかな。

読んでいると、
自分のことは、できるだけ自分でなさろうとしている方にみえる。
でも、心のどこかで、
ずっとひっかかるものがあったんだろう。

よく
「生きていてくれるだけでいい」
とか
「いてくれるだけで幸せ」
とか周囲が言うことがあるが、
でも、負担は負担じゃね?

大野さんのお友達が限界だと言えたのは、
お友達だから。
これが家族だったら、特にその子を産んだ母ならば、
限界の言葉はなかなか言えないし、
自責の念にかられるケースが多いような気がする。

そして、それは介助される、援助される側だって、
うすうすわかってるけど口にしなかったりする。

自分ができることはやっているが、
それが自分のコミュニティ内のことであれば、
やっぱり、引け目のほうが大きかったんだろう。

それがさ、大野さんという
自分のコミュニティとは全く無関係なものだったからこそ、
彼は、生まれて初めて自己肯定できたんじゃないのかな。

・・・と思うと。

よく同じ病気や障害を持つ人同士が
結婚し、出産することがある。

こういうことなのかもしれないなぁと思った。


ま、それはそれとしてね、
腐人はこういう本を読むたびに思うンだけど、
はっきりいって健常者に病人のことはわからない。

自分は何をどうしたいのか、
でも、どこまでしかできないのか、
だから、そのために何をしてほしいのか、
それをはっきり言ってほしい。
意思伝達ができる状態ならば。

ほんでも、
こっちにだってこっちの人生がある。
それは何よりも優先されるべきもの。

だって、金の切れ目が命の切れ目やで。
介護優先しとったら、
十分な介護をするための金を失うことになる。

だから、できることとできへんことがある、っちゅーのをね、
その割り切りを、お互いわかったうえで、
無理せん範囲でやらんと、
「この子を殺して私も死にますー!」
っちゅー話になるっしょ?

以前読んだ障害者の本に、
「母よ、殺すな」
と障害者側からの訴えがあると読んだが、
介護なんかだと逆もある。

入院のネット環境のことが書いてあったが、
例えば、ネット通販はできんのか?
そしたら、キュレルのシャンプーも、リハビリパンツも
ネットショップで頼んで、カード決済し、
病院に送ってもらえばいいんではないのか?

それができないなら、
売店で客注はうけつけてないのか?

なにができて、なにができないか。
それを冷静に見極めるって
自分だけじゃなくて、まわりにとっても、
すごく大事だと思うンだけどな。


ところで、腐人は自己免疫疾患について、
さして知識があるわけではない。

膠原病ときいて一番に思いつくのは、
「『銀河英雄伝説』の、ラインハルトが死んだ病気」
ってなぐらいなもんだ。
なんてユーチョー・・・。
そもそも、それ、フィクションだし。


だからこの本で、「おしり流出」というのを読んで、
この病気の恐ろしさが初めてわかった。

腐人の素人知識だが、自己免疫疾患とは、
自分の免疫システムが、本来守るべき自分の細胞を、
「退治すべき異物」と間違った判断をくだし、
自分で自分を退治していく病気だと思っている。

※大きくは間違ってないと思うンだけど、
詳しく知りたい方はご自身で調べてね♪

ゆーなりゃ、本来、敵に向かって打つ大砲なのに、
砲手がトチ狂い、
自分のマストや船底に向かって、
「敵だー!やっつけろー!」と
ズコンズコン大砲を打ってるよーな感じかな?

とゆーだけの知識では、
この「おしり流出」、
はじめ、どーゆーことだか、わかんなかったです。

え?どやったらお尻が流れでるの??
お尻って肉だから、
ポロリと取れるとかならわかるんだけど・・・
と思ったの。

でも、記述を読むと、本当に「流出」してた。
恐らく、狂った免疫システムが、
自分の細胞を破壊して液化させたんじゃないのかな。

・・・ということは、
恐ろしいことだが、いつなんどき、
これが内臓で起こるとも限らないわけで・・・
腐人は、事ここに至ってはじめて、
この病気がいかに恐ろしいものか、わかった。


なればこそ。
その恐ろしさをわかった上で、
「デートがしたい」
その一念で自らを動かした大野さんは、
すごいな、と思う。

動機なんてなんだっていいのよ!
生きる気力がなくなることが、
なによりも一番、死を近づけることなんだから。

でもって、別に病気がなくてもね、
ニンゲン、いつ何が起こって死ぬかわかったもんじゃない。

だからこそ、いざ死ぬときに、
少しでも後悔がないように生きるべきだよな、
と思い。

今日もBL本を買ってしまった腐人であーる。
  ↑
 オチはそこなんかい!



一応、最後に改めてカウント。
(172)一般本 『困ってるひと』 大野更紗

[ 2012/02/14 ] 腹黒読書 | TB(-) | CM(-)

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