腐人日記-腹を割いたら黒かった- HOME > スポンサー広告 > スポンサーサイト> 腹白?日記&読書 > 創作と表現・落語編
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創作と表現・落語編

先日、NHKのディープピープルで、
「落語家」をやっていた。

このディープピープルという番組、
いろんな職業の第一線で活躍する3人を呼んで、
3人だけで、ただひたすら話をする、
というスタイルなのだが、なかなか深くておもしろい。
※ところどころで、別の場所にいる解説が入りますが、
誰にも邪魔されないプロ同士の話が、いいのだ。


ちょうど、雲田はるこ『昭和元禄 落語心中』
読んだところだったので、
非常に興味深くきいてたんだが、
その中で、立川談春さんが「間」について語るとき、
具体的にわかるよう、即興で演じ分けてくれたんですよ。

それが、もうお見事!で。

これは観るべき、聞くべきものであって、
字にすべきもんじゃないと思うが、
まず、「前座」ではこう、とやられた噺は、
ただただ覚えたことを話してる、というもの。

それに対し、「真打」ではこう、とやられた噺は、
全く同じことを話してるのに、
考えられた「間」が入っただけで、
天と地ほどに違う代物になっていた。

「間」とはなにか、というのを説明するのは難しいと
3人ともおっしゃっていたが、
談春さんが、この演じ分けに続いて
師匠のブレスを真似たら、テンポが似てきた、
「間」とはブレスに繋がるものじゃないかとおっしゃってたのが
ものすごーく印象的に残った。

ってのも、『落語心中』で
「間」がわからずにいた与太郎が、
訪ねてきた兄貴分に聞かせたいという気持ちから
一皮むけるというエピソードがある。

たぶんこれが、
「前座」の噺から「真打」の噺に変わった瞬間なんだろなぁ
と勝手に脳内変換してニマニマ。

そういや、上記の「間」の話で、もう一つ印象的だったのが、
春風亭昇太さんが
自分が息を吸い込むことで、客の「間」を誘導する
という話。

なるほど。
この観客や読み手の呼吸って、
落語に限らず、全ての創作物に言えることで、
結構、その全体の評価に影響がある気がする。

ドラマが盛り上がってるときって、
意外に呼吸を忘れて息を詰めてたりするんだよな。

そこで、ふっと緩いエピソードがくると、
ぶわーっと感情がほとばしる。
これが、いい。

聞き手、読み手としては、
ずーっと詰めっぱなしじゃしんどいし。
どこかで、ほわっと緩めるタイミングが欲しいんだよなー。

ただ、その自分の吸い込みの時に、
客を誘導できる下準備というか、
そう、客をそれまでにツカんどかんといかん、
って問題があるよな。

このツカミ、
ものすごく重要な要素だと、
3人がおっしゃってたが、そのとおり!!

これも落語に限らず、すべての創作物にいえるが、
最初にがしっとこちらの心も興味も掴んで
ぐいぐいその世界にひっぱりこんでくれないと
こっちもアホになりきれんのよ。

桂三枝さんが、大事な要素として、
まくら(ツカミ)
ギャグ
サゲ(オチ)
そして、ひねりとメッセージ
この4つをあげてたんだが、
そうそうそうそう!
これもまた、落語のみならず、
創作物すべてに言えること。

それは、創作落語の作り方で、昇太さんが披露された
図式にも言えて、
池上彰さんが、話をする前に、全体の図をみせなさい、
っちゅーて何度もゆーてはったけど、
これも同じことよな。

なんというか、表現方法は違っても、
人に伝えるにあたって、
基本として、絶対に外してはいけないポイントってのは、
どんなものにも通じるんだなぁと思った。



ちょっと話が逸れるが、
この「図式化する」、だけど、
仕事で、こうこうこういうことがしたい、
という相談をうけることがある。

そんなとき、腐人は、その話をきいて、
一度、どういうフローになるのか、図式化してみるのだが、
そうすると、足らないところ、過剰なところがみえてくる。
それが見えれば、どこをどうすればうまく行くかが、わかるのだ。

逆に、この図式化ができない話、
図式化しようとしない話には、
乗らないほうがいい、というのが腐人の経験則。
絶対に、後で面倒くさい事態になる。

なーるほーどなぁ・・・。


そういえば、最後に
「どういう人が落語家にむいてるか」
という話になったのだが、
ウケれば天才、ウケなければ全否定という落語の世界。
マジメではない、ちょっといい加減な人がいい、
との結論をきいて、
「・・・・なるほど・・・、これじゃ姉御はむいてないな・・・」
と思った。


で、その後。
ぱちりとテレビをつけたら、古典落語をやってたんで、
ぼへーっとみてたんだが。

うーん・・・・・・・・・・・・・、
演者さんの問題なのか、
受け入れ側の腐人の問題なのか、
それともテレビだったから、なのか、
その辺はよくわからないが、数分でギブアップ。

話術だけで人を一定時間惹きつけ続けるって、
むっちゃ難しいんじゃないかと、
八雲師匠ってすげーんじゃないかと、
思いました。

いっぺん、巧い人の生落語きいてみたいなぁ・・・。

以下、読書録。

●17日
(605)BL/ルチル 『Answer』 崎谷はるひ
  あー懐かしい。

  っても、ラキアででてたとき、一番びっくりしたのは
  レーベルの名前だったわぁ・・・。
  今では、どのくらいの人がご存知かわからんが、
  Laqia super extra novels、
  略して「ラキアSEXノベルズ」
  っちゅーやつだったのだ。
  
  それにしても、ご本人としては文体の変化というのを
  とても感じるんだろうが、
  すごく率直なところを言わせてもらうと、
  作家さんの文体の変化より、
  絵師さんの絵の変化のが、目に付く・・・。

  でもまー、気のせいかもしれないが、
  文体でいうと、今ならもっと、
  ひらがなとか音を気にしてる感じはあるかなー?

  お話としては、腐人が好きな
  天然ですれてない受に、経験豊富な攻が振り回される
  っちゅーやつなんだが、  
  レーベルがレーベルなんで、エロはエロ。
  だが、それだけじゃないのはやっぱり崎谷さんだなぁ・・・。

  そういや、腐人は腐るほどBLを読んでる。
  なので、パターン化したエロシーンを読んでると、
  なんかね・・・
  「あーはいはい、アレして、コレして、ソレして、終わり。
   よかったねー」
  ってな感じになってきちゃうんだが、
  毎回、「気持ちよさそうだなぁ」と思うのは、
  崎谷さんのやつだけだ。

  ま、腐人のフェチと近いってだけかもしれんが(^_^;)

  たいへん懐かしゅうございました。

(606)BL/ビープリンス 『Home,sweet home.』 吉田ナツ 
  うーん・・・大丈夫か、このカップル・・・。
  なんかちょっと心配だなぁ。
  この根っこの不安定さが。

  でもわりと吉田さんのキャラって、
  こういう感じの人多いよなぁ・・・。

  ストーリー部分については、
  いろいろと突っ込みいれたい部分が
  ないわけでもない。

  君ら、
  もうちっと周囲への迷惑を考えて行動しような。
  
[ 2011/09/18 ] 腹白?日記&読書 | TB(-) | CM(-)

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