腐人日記-腹を割いたら黒かった- HOME > スポンサー広告 > スポンサーサイト> 腹黒 日記&読書 > 『NO.6』とディストピア
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『NO.6』とディストピア

あさのあつこ『NO.6 #9』を読んだ。

が、その前に。

無事、産まれました!
そして、今度は確保!!

やったぁ!!(T_T)
もう、ギリギリ・・・
これであかなんだら、ハムテル見習おうかとマジ思ったわ。

え?何の話かわからない?
わからない方は、そのままでよござんす。
生きていくのに、全然必要のない話。


で、『NO.6』。
うーん・・・。

これが最終巻だっちゅーことなので、
思いつくままに筆をすべらせてみよう。


カテゴリー分けに全く興味がない腐人は、
これが何になるのかよくわからん。

ただ、「NO.6」のことだけいえば、
ある種のディストピアなのかな?
違う??

ディストピアといえば、腐人は腹に抱いてるもんがあるので、
これを理想都市といわれても、
「え?単なる権力妄想都市だろ?」
としか思えん・・・・・(-_-;)。
※2011/6/7 腐人日記『腐人版 ディストピア』参照。

だってさ、本当に
「争いのない世界」
「差別のない世界」
「不幸のない世界」
を作ろうと思ったら、まず、
「なぜそれが起こるのか?」
と原因つきとめんといかんやろ。

そうしたら、なにがみえてくるか。
そりゃ無理だってのがみえてくる。

よく書いてるが、幸せも不幸せも人によって違う。
誰がそれを定義するわけ?
その定義が、例えば「女の幸せは結婚と出産」なんて書いてあったら、
腐人は、『月の雫』で銃乱射するわよ?

争いの原因だって違う。
腐人の欲望は、本にしか向いてないので、
地位や名誉や贅沢が争いの原因なら、
どうぞどうぞと譲れるが、
もし、好きな作家が新刊本を1冊しか出さないとかゆったら、
血みどろになってでも奪うわよ!

差別だってそう。
BLを愛読してる腐人みたいのもいれば、
侮蔑語を吐きまくるクソジジイみたいのもいる。

一人ひとりのものさしが全然違うのに、
どうやってなくすわけ?
できるわけないじゃん。

これは『彩雲国』で言おうと思ってたんだけどね、
官とか中央とか国ってのは、
人を数字でしかみてない。

そりゃそーだ。
個でみりゃ、それぞれがそれぞれに希望することが違い、
一つとして同じものがないんだから、
それに一つづつ対応してったら、無秩序になるもんな。

だから、腐人は何度も言ってる。

国は、政治は、全ての人を救えない。


『彩雲国』で、民が、民がってゆってさ、
官がどんだけ民のためにやっとるかということを書いてるけど、
彼らがやっとることは、
大半の人間に大なり小なりの不満を抱かせ、
ごく一部の人間だけに小さな不満のほかに満足を与えることだけだ。

あそこに民の本当の姿は書いてない。
どれだけ身勝手で、わがままで、
自分のことしか考えてないか。

だから、腐人は、建前をぶっとばした本音のところで言ったら、
官に一番必要なことは、
そういう好き勝手を言う民を数で仕分け、
救わないと決めた人を切り捨てる冷徹さだと思うよ。

そんなことない!とおっしゃる方がいらっしゃるだろうが、
その話は、また『彩雲国』最終巻下巻のときにやりましょ。
じゃないと、延々話が脱線してしまう・・・(;一_一)

そう!今回は「NO.6」なのよ!!


ってことでね、←無理やりつなげとるな・・・
結局、そういう権力の中枢にいる人間ってのは、
自分に酔っ払ってる一番性質が悪いやつらだと思うわけ。

実は権力欲まみれの夢想家なだけなんだが
その自覚が死ぬまでない。


じゃぁ、あんたやってみなさいよ、
と言われるんだろうな、こういうことゆーと。

やっていいなら、やるぞ、全人類去勢(^_^メ)。
んでもって、DNA登録&チップ埋め込み、ログ管理。
ついでにそいつを生殺与奪に直結させんのさ。

革命だって、差別だって、不幸だって
やりたきゃやりゃいい。
ポイントは集団にさせないこと。
そこだけきっちり抑えとけば、
なんかわめいてるヤツが一人いるだけの話で終わる。

ただ、誰かは一目瞭然なんで、
他人を巻き込んだら、即刻死刑。
情状酌量はゼロだ。

どーです?腐人版ディストピア(^_^メ)。


ま、そういう腐人に言わせたら、
「ニンゲン」を正しく「管理」することを理想とし都市
っちゅー意味であれば、
腐人は萩尾望都『マージナル』
一番「理想」に近いんじゃないかと思うんだよなぁ。

そういう意味では、
腐人は竹宮惠子『地球へ』の社会ですら
「理想」じゃねぇと思う。

だって、動物の集団を管理するにおいて、
おさえるべきとこ間違ってるんだもん。


でも、ま、
こういうもんは、人の数だけ「理想」があるんでしょう、
ってことで、
『NO.6』をがんばって読んでみたんだが・・・・・
なんかな、何が書きたかったんだろう?と思う。

ネズミと紫苑(この名前も、昔のジュネか!と突っ込んじゃったぜ・・・)
のニアホモか?
どうもあさの作品って、ホモ臭がするんだよなぁ・・・。

あと、墓守母。
父親の影が薄いっちゅーか、ないっちゅーか。

そういう意味では、正しく「あさの作品」だった。

そう、時代や舞台の設定がどうあれ、
あさのさんが書くのは、少年と母、
そうだと腐人はみてるんだがね。

作家が、
自分がこだわるテーマを書き続けるのは当たり前だから
そういう意味では、この作品の在り様は、正しい。


でも、腐人としては、
これをね、
頭も心もやわらかい少年少女たちの啓蒙とするならば、
9巻の最後に、やたらめったらでてきた
「紫苑は違う」
「紫苑は特別」
ここんとこが、ものすごく気になるのだ。

なぜ?紫苑は違うの?
どこが、どうして違うの?

これをね、もっと書いて欲しかった。

それは彼が生まれもったものなわけ?
それとも後天的に彼が勝ち得たものなわけ?

前者であれば、読み手としては、
自分もそうなった気分になって読むしかなかろうが、
後者であれば、
そこの「なぜ、どうして」を突っ込んで突っ込んで、
そうなるためには、どういう経験がいるのかっちゅーのを
読むとともに学ぶことができりゃ、
その後の生き方にまで影響できると思うのよ。

腐人自身、頭も心も柔らかかった頃、
田中芳樹『銀河英雄伝説』を読み、
かなり根深く、自己形成に影響した。


そういうこと思うとね、
なんかこう・・・・・・・・足らん!と思っちゃうんだわ。

ラノベも極々一部しか読んでないからわからんが、
なんかな・・・頭も心も柔らかい時期だからこそ、
世界がひっくり返って見えるようになるような本を
読んで欲しいんだがなぁ・・・・。

ま、いいや。
腐人はもう頭も心も硬くなっちゃってるから。


これ、1巻から考えたら、足かけ何年だ?
お疲れ様でございました。


あ、カウント忘れてた。

(426)一般本 『NO.6 #9』 あさのあつこ
[ 2011/07/08 ] 腹黒 日記&読書 | TB(-) | CM(-)

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