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無視された意見はどこに行くの?

腐人は、木原音瀬さんのツイッターを
追いかけているのだが、
昨日だったかな、あるブログを紹介されていたので、
読んでみた。

http://blog.neoteny.com/eno/archives/2011_03_post_514.html

内容は原発について。
父から息子に、というスタイルで、
父の考えが述べてある。

原発については、腐人は前に書いた通りの意見で、
今もなお、変わっていない。
なので、そこについてとやかく言うつもりはない。

っつか、この方もかかれているように、
大事なのは、「それぞれが自分はどう思うのかを考えること」だ。

いろんな意見があるのは、
置かれた立場も、背負ってるものも、
根っこにある考えからして1人づつ違うんだから、
当たり前ー。

他人と同じだろうが、違っていようが、
「ボク・私はこう思う」
を語れるようにならんといかんと、腐人も思う。

とゆー、いつもの話じゃなくって。

腐人が取り上げたいのは、
「今後のエネルギーについてどうするか、
 国民投票するのがいいのでは?」
という話。

腐人もね、これは、
国会なんぞで、
時間と金のムダとしか思えないクソくだらねぇ自説発表会やって、
自分の選挙利権を念頭においた投票の結果で結論づけるのではなく、
有権者に限らず、
ふぎゃふぎゃゆってるのも含めた日本国民全員にきけ!と思う。
 ↑
赤子に判断はできないので、その分は親が2票ってことで。

『天才は語る』で、ダニエル君はウィキペディアをとりあげ、
「大勢の同じような能力を持った集団の方が、
 能力の高い一人の専門家より優れているか?」
という問題提起をしていたが、
原発問題に「絶対に正しい」はない、と腐人は思う。

どれも正しいところと間違っているところを持っている。
だから、これは多数決で方針を決めてもいいと思う。


ただ、だ。

腐人は、例のクソ条例問題(わからない方はカテゴリー『図書規制』をどぞ)
勃発以降、民主主義とか多数決に疑問がわいている。

その疑問とは、無視された意見はどうなるのかということ。

全体を100として、
原発賛成が51、反対が49だった場合、
その49の意見はどこへ行けばいいのだろう?

また何かが起こり、
「ほら、だから原発やめろって言ったじゃん!」
と言ったところで、
原発が大人しくなるわけではない。

賛成した人は、賛成した責任があるから、
結果、被爆しようが汚染されようが、文句は言えまい。

しかし、反対した人は?

反対意見が否決された段階で、
仕事も地縁もぶっちぎり、
原発から遠く離れた場所で
新しい生活を始めるしかないのだろうか・・・?

なんかね、腐人はそこがひっかかるのだ。


わかりやすく反対の意見で書いたが、
これ、賛成でも同じこと。

原発反対が多数を占めれば、
あのブログにもあったように、
エネルギー不足になり、
これまでのような電力じゃぶじゃぶ生活はできなくなる。

今の世の中、電気依存はものすごいものがあるので、
はっきしいって、不便で大変だった昭和時代に逆戻りだ。

その当時を知っている人はまだいいが、
産まれた時から、
電力じゃぶじゃぶ生活に浸りきっていた若い世代は、
不満タラタラになることは言うまでもない。

当時を知っていた人だって、
人間、楽や贅沢に慣れ、生活ランクを上げるのは
至って簡単プーにこなすものだが、
逆は大変である。

千年に一度起こるか起こらないかという事態のために
なんで?という不満が、暴動という形や政権交代という形で
日本を変える可能性は0ではない。


例えば、震災の後、ドイツは、反原発運動が起こったが、
フランスは、原発は必要悪だとして、現状維持を支持する人の方が多い。

このように、
皆の意見が一つにまとまる日が永遠にこないのは、自明の理。


それぞれが意見を曲げずに、
それぞれの優先順位に従って生きることは無理なのだろうか?

非現実論を言えば、
賛成派と反対派で、国をわけちゃえばいいと思う。

賛成派は原発を中心に町を作って、
電力ジャブジャブ&低エネルギー費用生活を継続する。

反対派は、原発から遠く離れたところに町を作って、
電力節約&高エネルギー費用生活を継続する。

そう、国の根幹を、土地でも宗教でも政治でもなく、
エネルギーで決める。
そうすれば、無視される意見は生じない。


でもまー、これは夢物語で現実には起こるまい。

でもそーすっと、2010-12-23の腐人日記にも書いたが、
賛成した人達だけで、責任も利益も負債も負ってくれ
というのを実現するには、どうしたらいいんだろう。

ずーっと考えてるんだが、どうにもいい答えがみつからんので、
誰か教えてくれんかのぅ・・・。


そーいや、さっき2010-12-23の腐人日記を読み返していたのだが、
国会での茶番劇をみるにつけ、
ジェシカ・エドワーズの一言を思いださずにいられない。

「議長、今、あなたはどこにいます?」


※いつもなら、わかる人だけわかってくれと言うところだが、
今回は、わからなかった人は、この機にぜひ、
田中芳樹『銀河英雄伝説』を読んでください、と言っておこう。



以下、読書録。

●30日
(202)一般本 『どすこい出版流通』 田中達治
  サブタイトルが、
  「筑摩書房「蔵前新刊どすこい」営業部通信1999-2007」。

  『リストラなう!』で知った本なのだが・・・

  こんなに、自分に知識がないことが悔やまれた本はない!

  腐人は出版流通のことは、さっぱりぽんである。
  だから、これはこういうことかなぁ?というレベルでしか、
  この本を理解することができなかった。
  本当に、口惜しい!

  と、思うぐらい、この本はいい。

  なにがいいかというと、
  仕事で与えられた命題に対し、
  どう考え、どう取り組むか、ということが
  具体的に書いてあるのだ。
  
  それも、現在稼動中のものを稼動させつつ、
  よりよいものを構築するにはどうすればいいかという、
  非常に高度なことが。

  よく無から有を作るのは大変というが、
  腐人は、いろんなものがこんがらがりまくった既存のものを
  稼動させつつ改善させるほうがよっぽど大変だと思う。

  仕事をする上において、常に問題意識を持ち、
  創意工夫をこらし、よりよくしていかねばならない・・・
  ・・・ことはわかっていても、
  なかなかそれを継続することは難しい。

  だって、ぐーたらなままでもなんとかなるんだもん。

  こういう人の近くで働くって、
  大変だろうがオモロイだろうなぁ・・・。
  
  しかし、後ろに載っていた略歴を拝見すると、
  この連載が終わる4年前から癌がみつかっていたらしい。

  闘病しながら、なお、
  ここまで自分の仕事を、会社のことを、出版業界のことを
  考えられるなんて、
  なんと惜しい人を亡くしたのだろう・・・。

  浪費としか思えない腐人の時間をわけてあげたほうが
  社会のためだよなぁ・・・。
  人の生死とは、なんとままならないものであるか。


  といくら言ってもしかたないので、
  ちょっとちくま本の話をしよう。

  ぶっちゃけ、腐人は
  ちくま本は学生時代でおさらばしてると思っていた。

  が、ちくま発行の売れた本の羅列を見ていると、
  「ん?読んだぞ、これ」
  というのが結構あり、
  そういえば斎藤美奈子さんの書評本もここからだったと思い出した。

  ちくまといえば、硬い本しか出してないというイメージだったが、
  腐人が読んでるほどだ、そうでもないらしい。

  これからも、おもしろくてためになる本を
  田中さんが心血注いだ物流システムにのって、
  いっぱい世に流してくださいね、ちくまさん。
  
[ 2011/03/31 ] 腹白?日記&読書 | TB(-) | CM(-)

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