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これで最後にしましょうか

東京都青少年健全育成条例改悪案。

通るそうで。

一応、
「慎重に条例を運用するよう求める内容の付帯決議」
「審議会が検討時間を十分に確保する条件を付帯決議」

するからいいだろー?ってのが、
民主・自民・公明の各政治家の考えらしい。

現実を知らない人は、こういうことがいえるんだなぁ・・・。
本屋にいったことないのかね?

今、巷に出回ってる、マンガやアニメの全てを網羅し、
内容解釈まで理解するほど読み込むってのは、
マンガやアニメになれたオタクが24時間365日やったって
成しえないと思うけどなぁ・・・。

心底、マンガとアニメを舐めてんだなぁ。


どうせ付帯するなら、前も言ったが、

「万が一、この条例を恣意的に取り扱ったとの声が1つでも生じた場合、
 即時、この条例すべてを無効とし、
 将来に向かってその効力の一切を失うものとする。
 また、その場合においては、これに類する条例を、
 以後、成立させないものとする」


これを付帯して。
できるものならば。


そういえば、これでふと思い出したことがあった。

『コドモのコドモ』というマンガが実写映画になった時、
結構ニュースになった。
覚えてますか?

そのニュースをきいた友人が、
「こんなものを流通させるなんて!
 信じられない!」

と言った。

「なんで?」ときいてみたら、
「こんなのみたら、子供が真似するでしょ?」
と言う。

腐人も友人も、マンガも映画もみてないので、
内容は知らない。

恐らく偏って報道されてるのは間違いない、
その報道内容だけでの会話であることはご了解いただきたいが、
こういうことを言われると、腐人としては黙っちゃおれん。

腐人は言った。

「子供ってそんなバカかね?

 そもそもさ、前提として、
 子供に性欲がないって思ってるのが間違ってる。

 子供にだって性欲はある。
 ないと思ってるのは、
 大人が自分にとって都合よく妄想してるにすぎん。

 ただ、子供には知識がない。
 この欲望のままに動いたらどうなるか、
 それがわかってない。
 
 また、虐待にあってる場合でも、
 知識がないから、虐待者にとっての都合のいい嘘を
 真実として信じ込んでしまう。
 
 だから、闇雲に見せない、遠ざけるではダメ。
 かえって悪い結果を招く。

 やるべきは、「見せない」じゃなくて、
 「現実」と「真実」をみせて、教えて、考えさせること。

 収入もない、未成熟な10代で子供を産んだら、
 どういう未来になるのか。

 犯罪だってそう。
 一番の抑止効果は、刑務所をみせて体験させればいい。

 虐待についても、これは虐待なのだと。
 こういうことをされたら被害者だとここへ訴えなさいと
 教えればいい。

 隠すんじゃなくて、
 それら「現実」と「真実」を教えるのが一番効果がある。

 その上で、正しい避妊の方法を教え、
 社会でやってはいけないことを教え、
 正しい虐待からの逃れ方を教え、
 自分はどの選択肢を選ぶのか、考えさせる。

 本当にその子供の将来を思うなら、
 そうするのが正しいんじゃない?」


っつったら、友人は
「そうだね、確かにそうだ」
と言ってくれましたが、
「知る権利を奪い、隠す」を選んだ都議たちは
どう思われてるんでしょうかね?

※『コドモのコドモ』は、ウィキペディアなどをみると
 どうもそういう方向ではなく、
 命の大切さなどを訴えたようですが、
 その作品がどういうテーマを内包しているか、
 その解釈は、一人一人違うので、
 ご自身で原本をお読みくださいませ。


そういえば、10代の子供が子供を持つことについては、
斎藤美奈子『月夜にランタン』で、
ちょっと興味をひかれる話があった。

いわゆる「婚活」に対するコラムで紹介されていた本なのだが、
門倉貴史『セックス格差社会-恋愛貧困者 結婚難民はなぜ増えるのか?』

腐人はこれ読んでませんが、斎藤さんによると
『10代の「でき婚」が生む
 負のスパイラルなど性と経済の多様な側面に言及』

されてるそうである。

青少年を健全に育成させるならば、
マンガやアニメを規制するのではなく、
こういうことを教え、考えさせるべきではないのか?


それとね、これは腐人の体験だが、
昔、腐人がまだ10代だったころ、ある人の講演をきいた。
そこには1000人以上の10代女子がいたのだが、
その人は壇上にあがって、言った。

「ここには1000人以上の女性がいます。
 将来、ここにいる女性たちが母親になったとき
 何人かは必ず障害児の母親になります」


これはまぎれもない真実であり、現実である。

それをどう思うか、どう考えるか、そしてどう行動するかは
そこから本人が考えるべきこと。

だって、その人の人生でしょ?
痛みも苦しみも喜びも悲しみも、
すべて本人が背負い、生きていかねばならない話。
他の誰も背負えない。


腐人は、こんな風に、知識のない子供のうちに、
いろんな現実に触れ、さまざまな真実を知り、
その上で自分はどうするか、
それを考える力をつけさせるべきだと思うんだがなぁ。

だから、もし、子供が、近親相姦の上、
何度も強姦しているようなマンガを持っていたならば、
その本が存在していることを怒るのではなく、
そこに書かれている問題について、
それを教材に、子供と話し合うことが大切なのではないのか?
と思うのだ。


傷を知らず、庇護されて育った子供は弱い。

就職活動という場で、はじめて厳しい現実をつきつけられ、
その姿勢に対し、厳しい言葉をもらっただけで、
屋上から飛ぶような子供ばかりを育てたいのでしょうか?
※これは実話。

今の社会をみていると、この先、
無知であることは、すなわち搾取される立場になることは明白で、
腐人は、今回の規制は、
18歳未満の子供にとって、とてつもない不利益しかもたらさない
としか思えない。

政党としての見解は決まったようであるが、
今、この条例を止めることができる都議の皆さんに言いたい。

都議という立場ではなく、一個の人間として、
「知る権利を剥奪する」ということが、
本当にその子たちのためになるのか、
それを考えて行動してくださることを望みます。




あとジェンダー的な話があったんだが、
これは条例とは別に話してもいいから、また今度。


あ、そうだ、もう一つお知らせがあったんだ。

●B●は、今年も手帳をくれないそうです。

よって、腐人日記は来年も続く模様でございます・・・。
この暴言ブログの終わりを願っておられた方、
ごめんなさい _(_^_)_ 。

以下、読書録。

●10日
(850)一般本 『月夜にランタン』 斎藤美奈子
  腐人は斎藤さんの著作が好きで、全部読んでいる。

  いつも感心するんだが、本当にいろんな知識をお持ちで、
  腐人は、斎藤さんの著作を読んで、
  「絶対に評論家にはなれない」
  と思った。

  無理です、こんな広範囲に本を読むなんて。
  腐人は自分の興味のない分野の本を読むと、吐き気がするんだもん。
  
  書かれていることのすべてがすべて賛同できるわけではないが、
  非常に客観的視点から、また非常に多彩な視点からのご意見は
  いつも感服させられる。

  今回、一番へーと思ったのは2点。

  一つは、昨今、腐人がわめいている哲人政治について、
  小沢一郎氏が『小沢主義-志を持て、日本人』で
  よく似たことを言っているそうなのだ。
  へー。

  「<リーダーが「最終責任は自分にある」として、
   断固、改革を実行していくしかないのだ。>
   そしてリーダーを選んだ以上は
   <その人物の考えるとおりに任せる覚悟が国民の側にも必要だ>。」
  
  なんですと。
  
  腐人もセンカクの頃はそう思っていたが、
  条例問題がでてきてからは、ちょっと疑問。
  それに、もしゆだねるとしたら、
  腐人はラインハルトがいいー。←いねぇよ!

  あともう一つは、村上春樹『IQ84』の話。

  読売新聞 2009年6月17日で、
  「<暴力と性が、作品を重ねるにつれて
    僕にとって大事な問題になってきている。
    この二つは人の魂の奥に迫るための大事な扉と言っていい>」

  と村上さんがおっしゃってるんだそうで。

  へーへーへー。
  聞きましたか?東京都議の皆さん。
  ノーベル賞に一番近いベストセラー作家のお言葉がこれなんですよ?
  これ、もし村上さんがマンガ家だったとしても、クリエイターである限り、
  間違いなくでてきた言葉だと思うんですがねぇ?

  このコラムは純文学の「闘う女」がテーマだったので、
  ノーベル賞を受賞した大江健三郎氏の作品にも言及してあり、
  「この国のノーベル賞に一番近い作家と
   ノーベル賞作家がともに「女性を描きたい」と意欲を燃やした結果が
   強姦小説+妊娠小説であることをどう考えるべきなのか」

  とばっさりやってくださってる。

  どうですか、青少年育成条例を作った東京都の関係者の皆さん。
  腐人は、皆さんのご意見をぜひとも拝聴したいですわ。


  まぁ、腐人は、
  「オスは生きてるムダなんだ!」と言ってしまう(10/25腐人日記)
  人なので、
  ここで書かれてる「テロ・フェミ」に限りなく近いかもしれませんが。

  でももし強姦で妊娠したら、腐人は絶対、産まないね!
  なんで産まなきゃならんのだ。

  ※誤解のないよう補足しますが、
   これはそういう経緯で生まれた方を否定しているわけではありません。
   腐人は、合意の上で妊娠したとしても、絶対産まない。
   自分の人生は自分だけのものでいいと思ってる人なんで。

   妊娠して産むか産まないかは、親になるとはどういうことかを考えて、
   本人が決めるべきことだと腐人は思ってます。
   この辺は、11/18腐人日記に書いてます。
     
  ってかね、腐人は、こういうの読むと、
  母性って、どこまで男に都合よく幻想されちゃうのか
  ってことに、心底うんざりする(-_-)。
 
(851)BL/リンクス 『終わりなき夜の果て 下』 和泉桂
  これ、もうこの一言につきるでしょう。

  この、ブラコン・ブラザーズめ!

  第2部はどこを書くのか気になるんですが、
  時代からいっても、この先書かれたらちょっと読むのつらいなぁ・・・。
  幸せにくらしましたとさ、という夢物語に逃げたいかも。

  過去に行くとか、ぽーんと未来に飛ぶとか、
  上巻の時に書いたが、落とし胤のほうにいくとかならいいんだが、
  どういう構想を抱いておられるのかな?

  たぶん、これからBLも変わっていくのだろうと思うんですが、
  でも、根っこは恋愛ってのは変わらないはず。

  欧米における、第二次世界大戦中の日本人迫害とかは、
  ちょっときついです・・・腐人には。
  ただでさえ、最近、条例で傷だらけになってるし。←関係ねぇじゃん
  違うといいなぁ・・・。
[ 2010/12/11 ] 図書規制&読書 | TB(-) | CM(-)

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