腐人日記-腹を割いたら黒かった- HOME > スポンサー広告 > スポンサーサイト> 熱く語るぜ!腹黒読書 > 『イノセンス 幼馴染み』について
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『イノセンス 幼馴染み』について

語ろうとしたところで、
もう…号泣…(ToT)
腐人の涙腺蛇口が壊れまくり…

誰かっ!水のトラブルよっ!
クラシ●ンを呼んでっ!


違うだろ


っちゅーことで、ちゅーの話はぶっとばし。

(473)BL/ルチル 『イノセンス 幼馴染み』 砂原糖子
について語りたいと思う。

腐人は雑誌を一切読まない人なんで、
この作品を初めて読んだのは、アイスノベルズ刊行のもの。

しょーじき言うと、
それまでの砂原さんの作品の評価は、
あまり高い方ではなかった。

なので、このアイス版を手にした時も、
期待度0ぐらいで読み始めたのだが……
涙、鼻水、雨あられ…ちーん。

今、手元にアイス版がないので、
この復刻と詳細な比較はしかねるが、
腐人の記憶では、
アイス版ではクルちゃんの気持ちはもっと割愛されてた気がする。

だから、なんつーか…
クルちゃんがものすごーく身勝手な男に見えてたんだよなー。

なので、もし未読の方で、これ読もうと思った場合は、
ルチル版をオススメします。
ってか、もうアイス版、売ってねぇよ…(-_-)


ま、そーゆーことで、話の筋はわかっていたので、
腐人はこの本が手元に来てから、
読むタイミングを計っていた。

いや、一度、頁ひらいたんだが、
むっちゃんの無邪気な言動みたとたん、
涙がうるうるしてきて、
こりゃー木原本体制(6/24腐人日記参照)を組んだ上でないと
読めねぇ…と、なかなか読みすすめられなかったのだ。

でもって、昨日、読み出したら…案の定、
涙、鼻水、雨あられ…ぢーん。


こういうネタの場合、どうしても
D・キイスの『アルジャーノンに花束を』を思い出してしまうのだが、
あの作品は、ただただ辛かった。
人の「悪意」と、その理解の変動が、辛かった。
一人でそれを受け入れているチャーリィが悲しかった。

この作品にも、「悪意」は存在するのだが、
クルちゃんだったり、オウちゃんだったり、
餅田くんだったり、
むっちゃんを大事に思ってくれる人々が、
むっちゃんをそれから守り、戦ってくれていて、
もう…もう…泣けてくる…(/_;)

実際のところ、
もし腐人にむっちゃんみたいな幼馴染がいたら、
どうなっていたかはわからない。

クルちゃんのように、オウちゃんのようになれるのか。
それとも無関心という一番ひどい仮面をかぶってしまうのか。

ただ、クルちゃんが
むっちゃんの存在に救いを感じている気持ちは
なんかわかる。

これは例えば、自分に子供ができて、
その子が絶対の信頼と偽りの無い愛情を向けてきたときに
感じるものと近いんじゃなかろうか。

だからこそ、
クルちゃんはそのさらに奥にある感情に
悩んだんだろうなぁ。

むっちゃんはさ、チャーリィと違って、
頭がよくなる手術をうけなくても、
クルちゃんへの想いが恋だとわかったから、
そして、自分でできることを頑張ったから、
叶ったんだよなぁ…。
ああ、号泣…(ToT)。


それにしても、砂原さん。
小物使いが憎いっ!!!!

ちょっとそこの会話体だけで話を成立させてるキミ!
ちっとここを見習えっ!!!

願い事が叶う券…もう、ここで使うかっ!!!
ちり紙もっでぎで~ぎょぉぉぉぉぉ

その上、ダメ押しでこれをゆーかー…
ぎょぉぉぉぉぉぉ
ちり紙、もう一箱、もっでぎで~



むっちゃんのまっすぐで変わらない気持ち、
クルちゃんの迷い、揺れ動く気持ち、
そして、それを表現する小物やエピソードの一つ一つが、
とても丁寧に積み重なってできた作品だと思う。

一文字一文字が、愛おしい。


ああ…やっぱり、いい!

腐人の中では、砂原作品のイチ押しでございます。


以下も読書録。

●10日
(474)一般本 『日本経済復活 一番かんたんな方法』 勝間和代・宮崎哲弥・飯田泰之
  わはは、ガラリと変わって、経済書。

  正直、腐人は、テレビなどで拝見する勝間さんのご意見とは
  相容れないものを感じている。

  ここでも触れられていたが、香山さんとの話も、
  ぶっちゃけ、腐人からすりゃ、表と裏、同じ人種の話をしている。

  それは、「人が生きることには価値がある」と思ってる人種。
  だから、勝間さんのように絶えず「目標にむかって努力する」し、
  香山さんの患者のように「頑張りすぎて努力に疲れる」。

  前者は、努力する上でのしかかってくることに耐えられただけで、
  後者は、その耐性がなかっただけ。
  目標値が大きすぎたのか、耐性がなさすぎたのかはわかりませんが。
  
  でもね。
  ニンゲンって、そうじゃない人もいるんだよ。
  腐人はそれ。

  泉谷しげるの『ハレルヤ』という歌が、腐人は大好きなんですが、
  そこに
  「天文学を前にしては 人間なぞタメ息しかつけない」
  とある。
  まさに真理。

  その上でどう生きるのか、タメ息しかつけなくても頑張るのか、
  ならそれでいいじゃーんとキリギリス人生で行こうとするのか、
  そりゃ、人それぞれの考え方の違い。

  という前提があったので、もしこれが勝間さんのみの著作なら
  腐人は読まなかったという前振り。

  それがなぜ手に取ったかというと、宮崎さんのお名前があったから。
  
  ローカル深夜番組で、宮崎さんの発言をきいていて、
  なかなかおもろいことを言う…と思っていたので、
  どんな話をしてるのか、興味があって手に取った。

  だから、正直、日本経済の復活って
  どーでもいかったんだ、腐人は。

  ところが。
  読んでいくと、腐人が常日頃、なんかヘンじゃねぇ?
  と思っているあれこれを論理的に解明してくれていて、
  ものすごくすとん、と中に落ちてきた。
 
  とはいえ、
  マクロ経済論議にあたっては、腐人が無知なため、
  全てを理解したとは到底いえないが(^_^;)。


  お三方同様、腐人も、常々、デフレはクソだと思っている。

  腐人は倒産品とかの札に弱く(3/27腐日記)、
  そういう店を良く覗くんだが、
  どー考えてもおかしい値段がついている。

  そりゃ安いのは嬉しいが、
  作ってももうけがでないビジネスって
  おかしくないか?
  
  自分の仕事でも、
  ずーっと単価があがらない状況を訴えたところで、
  相手さんの事情だって同じこと。

  これはどう考えても、貨幣流通量がおかしいんじゃね?
  と思うんだよ。

  他の政策は朝令暮改の嵐のくせに、
  なんでインフレが起こったらどうするんだーとかゆって、
  金融政策はとんちんかんなものか、
  亀以下の動きしかしねぇんだ??

  いっぺん、札すりまくって、
  インフレになるかどうかやってみりゃいいじゃん。
  他の政策だって似たようなことしてんだし。

  今の日本の政治家に
  国家100年の計なんか立てられねぇんだし、
  とりあえず、ぐちゃぐちゃゆー前に、具体的に動いて欲しい。
  
  なんかなー、みえないお化けにおびえてるっつーか、
  羹に懲りて膾を吹くになってね?
  
  
  本文中でもゆってたが、今の状況を歓迎してんのは、
  大企業の上層部、公務員、大学の教官
  だけだよ。
  ※あと、年金生活者もだが、
   こちらはいくらもらっているかで異なると思う。

  ニンゲンが使える時間も金も限界がある。
  だから大企業の上層部が属する富裕層の所得からすりゃ、
  デフレになったら、より支出額が減る。

  給料保証のある公務員や、大学の教官なんかも、
  入ってくるものは変わらないけど、
  出て行く額が減って、実質的にはうっほうほ。
  
  それらのすべての割り食ってるのは、中層以下の人々。

  もうからないと言われて、給料が減り。
  会社も苦しいんだといわれて、職がなくなり。
  金が無いから、安いものを探して買う。
  すると、会社がよりもうからなくなる。

  このデフレスパイラルは、
  中層以下にしか影響しないんだということを、
  デフレスパイラルの構造説明のときに、
  ぜひとも一緒にやってほしい。

  でもって、同じことが消費税にも言えるのだと。

  ※富裕層にとっては、
   消費税が増えてもさして影響はない。
   しかし、収入が少ない家庭で消費税増は
   さらなる支出額の増大となる。

  ここで日銀のあり方について批判があったが、
  それは腐人も同意見~。

  
  なんかね、この本、司法立法関係者全員に読ませたい。
  でもって、今のありようでいいのかどうか、
  法を、政策を、作ることができる人々に
  考えてもらいたい。

  お3方とも、とても真摯に
  日本の将来のことを憂い、考えて提言されている。

  腐人の乏しい知識ですら、
  彼らがこうすればと提案していることは、
  とてもすんなり納得できる。

  本当に関係している人たちにこそ、読んで欲しい1冊だ。
[ 2010/07/11 ] 熱く語るぜ!腹黒読書 | TB(-) | CM(-)

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