腐人日記-腹を割いたら黒かった- HOME > スポンサー広告 > スポンサーサイト> 腹黒読書 > 『これから20年、三極化する衰退日本人』について
07 | 2017/08 | 09
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -




スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

『これから20年、三極化する衰退日本人』について

サブタイトルもポイントなので、
最初にカウントしときましょーかね。

(1071)一般本 『これから20年、三極化する衰退日本人 依存する人・搾取される人・脱出する人』 中野雅至


なんかタイトルみるだけで、くらーくなりそうだが、
でも、腐人の未来予測も、こんな感じだ。

なので、どーゆー未来予測をしてるのか、
自分のものとの比較で読んでみた。

感想を端的にいっちゃえば、
総論賛成、各論反対というとこか。

腐人も日本はこれからどんどん衰退してくとは思ってるし、
日本人が三極化してくのも、そうだろうと思う。

だから、姫や王子など身近な子たちには、
日本にこだわって囚われるな、
脱出できるようにしろ、
偏差値なんぞよりも
しぶとく生き残ってく力、サバイバル力と
精神的強さが必要だ、それを鍛えろ
とゆっている。

が、だ。

どーもこの本読んでると、個々のところで、
「えー(~_~;)?」
と思うんだよな。

まず、ききたいんですが、
なんでゼロベース思考がダメなの?

そりゃま、ゼロベースで考えるってことは、
=既存の権利やシステムや法を全部とっぱらうこと、
だから、実現性の点で、発想したことがすぐに叶うわけではない。

でも、その発想をまず最終目的とし、
それを成し遂げる道筋において、
既存の権利やシステムや法が、
どこでどういうふうに影響したり阻害したりしてるのかを調べるわけでしょ?

で、それでは、その影響したり阻害したりしてるものを、
改めたり、いっそのことなくしてしまうことはできないのか、
そもそもそうやって障害になってるってことは、
時代遅れのものが残存して悪い影響を及ぼしてるのではないのかと、
自分たちのやってきたことを冷静な目で批判する。

非難じゃないよ、批判だよ。

腐人はね、団塊世代以上のおっさんたちと話をしていて、
つくづくこの機能、「自己批判」つまり「自省」が欠落してると思うの!
それは公務員もそう。

その上で、いいものは残し、悪いものは排除して、
そんで、最終目的を達成する。
こうやることの何が悪いのか、
それが腐人にはわからない。

思いつきだけで短絡的に動くこと、
これをゼロベース思考と言ってないか?
それは違うだろう。

…ただ、そうやるバカが世の中に多いのは事実だが…(-_-;)

本来は、それはあくまで発端であって、
そこから掘り下げと検証を踏まえ、行動すべきなんだけどね。



公務員の話がでたから、そのまま続けるが、
著者の中野さんは公務員出身であるからか、
どうも公務員は是、の立場からの発言が多い。

腐人にはこれ、
どーにも固定概念に凝り固まってるよーにしかみえない。

最近よくやってるコンテンツ論において、
コンテンツ業界の人たち自身も、もうどうしたらいいのかわからないのに、
自分たちのこれまでのビジネスモデルの延長を
保持していこうということにしがみついてる図と
全く同じ構図にみえる。

腐人には、この公務員保護にこだわる中野さんの姿や
これまでの商習慣を守ろうとするコンテンツ業界の構図は、
緩慢な自殺をしてるようにしかみえない。

ただ、腐人は、先日、ここでも紹介した
『ローマ法王に米を食べさせた男』
高野さんのような公務員もいることを知ってる。

すべての公務員がね、高野さんのように働けば、
誰もバッシングなんてしない。
そこんとこ、わかってます?

要は、役人のくせに、役に立つ人じゃないくせに、
権利だけはガチガチにもってるから、
怒りの矛先が向くだけ。

きちんと結果を出してるプロ野球選手や、
すばらしい作品を創作してる漫画家が、
大金もらっても誰も非難しないでしょ?

本書のなかでも既得権益者のバッシングについて触れてるが、
要は、目に見える結果を出せば文句は出ないのだ。

っても、しょせん、ニンゲンだからね、
嫉妬ゼロの社会はありえないよ。
だから「出る杭は打たれる」っちゅー言葉があるんじゃん。

なのでね、腐人は常々、
そーゆーのに対し、
「それがどーした」
と言い放てる強さを持てと、ゆーとるの。


あ、ゆーときますが、公務員の条件を下げると、
ほら公務員ですらこうだから、
とかゆーのに利用され、
民間がそれにかこつけて下げはじめる、ってな話、
笑ってしまった。

そんなもん関係ねぇよ。
死活問題なんだから、
必要があれば公務員がどーであれ下げる。

それを条件にとかゆーちょーなこと言えんのは、
大企業だろう。
多くの中小零細企業は、そんなこたぁ関係なく、
自分たちの懐具合で、判断する。

でもって。
日本人の多数は、その中小零細企業に属してるんですよ。

なんかさ、これ、腐人には、
公務員の権利を既存のまま残そうとする
言い訳にしかきこえないなぁ…。


ちょっと外れますが、腐人はね、
高野さんや古賀茂明さんの著書読んでつくづく思ったが、
今の公務員制度の何が一番あかんかって、
公務員が公務員の世界ややり方しか知らんのが、
一番あかんのちゃうかと思う。

だから前例踏襲主義になり、
発想が貧困でガッチガチに固い。

なので、公務員の新卒採用はいっさいやめて、
もっと中途採用をしろと思う。

もしくは新卒採用した後、数年は修行として、
その行政地区の仕事、農業や漁業や工場や商店などなど
現場をまわって働かせてもらえ、と思う。

そやって経験つめば、何かをするにあたっても、
もっと発想や行動が変わるでしょ。

前に書いたが、役所の人と話してると、
「こいつ、どこみて仕事してんねん…(-_-)」
と思うこと、本当によくある。

なんつか、割り当てられた予算を使い切ることが仕事であり、
この目的である、とか思ってるでしょ?
このド近眼の視野狭窄、
現場みて、いっぺんその石頭をかち割られて来い、
とか思うのよねー。


話を本に戻そう。

本書のなかで、未来予測として、衰退社会2.0ってのが
書いてあるんですが、うーん…(~_~;)

端的にゆーと、あまりにマスがバカすぎる。
皆が皆、こんな行動とるか?

あ、それで思い出したが、条例について調べてたとき、
つくづく思ったが、行政に関わる人たちって、基本的に
「民衆はバカである。
 だから我々、選ばれし賢いものたちが
 正しく導いてやらねばならぬのだ」
って思考がね、もー根っこにはびこりまくってるの。

うんざりだ。

腐人はリバータリアンの傾向があるし、
そもそも
「ニンゲンが必要なのは、ニンゲンだけで、
 ニンゲンなんて害獣、一匹残らず駆除されたほーがいい」
と思ってる人だから、
ニンゲンが、その愚かさゆえに滅ぶのなら、そんでいいと思うのよ。

むしろ、拍手喝采?


「グローバル化とIT化とアウトソーシングが、雇用を奪う」

「原発ゼロというエネルギー政策によって、
 企業が海外流出する」

「公的部門へのバッシングが加速する」


などなどは、腐人もそのとーりだと思うよ。

なので、それがイヤなら自分で回避する力、
脱出する能力を身に着ければいい。

しょせん、国や社会なんぞ、人が勝手にうみだした集団妄想だ。
「考え」によってできてるもんだから、
人の数だけ違ってくる。
センカクなんかその象徴でしょ?

だからそんなもんがどーあれ、日本っちゅー国がどーあれ、
自分が生き延びる道、生き残れる方法を
模索すべしだと思うのよねー。
生きていきたいならね。


ってことで、総括すれば、
腐人としては、「ふーん…」で終わったこの本。

ま、腐人はこれからの人ではない年齢だし、
こうなることを見越して、
血を遺すことを拒否してきたので、
長生きしようとしなきゃいいだけ。
日本が滅ぼうが知ったこっちゃない。

ってな考えを中野さんは憂いてらしたが、
この辺はもー、根本的に相容れられない部分だわ(^_^;)。

だって、腐人は、ニンゲン大嫌いだもん。



ただ、だ。

すっごくひっかかったのが、ベーシックインカムの話。

これはやってはいけないと思うよ。

そもそも一人あたり240万円の財源は、
人が今と同じく働けば、って前提でしょ?

働くわけないじゃん。
社会主義国の崩壊っちゅー歴史を、しらんのか?

いやいや日本人とロシア人では、労働意欲が違うからとかゆーのは、
現実見てねぇ証拠。


腐人いきつけのメシ屋に、20代の女の子がおるんだが、
その子ははっきり言う。

「私、働きたくないんですよねー」

こんなのが生きてるだけで240万円もらえるなら、
働くか?
働くわけない。

団塊世代のように、
自分の欲望の増大と収入の増大が比例していた年代は、
恐らく死ぬまで消費意欲が強い。

でも、バブルを知らない世代、デフレしか知らない世代は、
収入が少ないなら、それにあわせて
自分の消費意欲をコントロールする術を持っている。

働かなくても240万もらえるなら、
生活を240万で抑える方法を編み出すだけだ。

結果、税収はどんどん落ち込み、
それを富裕層でカバーしようとしたら、
富裕層は国外逃亡を図るだけ。

そして、日本には依存すること、
ただ従順に隷属することしか知らない貧困層が残るだけだ。
それと、そこからむしりとる悪知恵をもった悪人と。


コンテンツ論でも思うんだけど、
皆を救う方法考えるから、
どーしよーもなくなると思うんだけどなー。

とゆー腐人が一番の冷血極悪人かもしれません。



なんか、このまま終わると、
すげー心が重たいかと思うので、
この本にまつわる楽しい話で終わりましょう。


この本、腐人が読みかけで、
しおりがわりのメモ用紙をはさんで転がしていたら
血族たちが興味をもって読み始めた。

のはいいんだが、はさんでた腐人のしおりメモを
勝手に抜いて移動させたりしやがったので、
ある日、腐人がキレた。

そして、自分のしおりメモの上に、
「腐人の!抜くな!!」
とでっかく書いた。

以降、この本には、各自のしおりがはさまれるようになったのだが、
ある日のこと。

姫が遊びにやってきて、この本をみつけ、
ぴろぴろ出ている紙が気になったらしい。

その中の一枚をするっと抜いて、
ママのところにもってきて、「はい」とやった。

血族とおしゃべりしていたママは、
なんかのメモかしら?と思ってみたら、
そこにはでっかく
「腐人の!抜くな!!」の文字が。

ママは瞬時にまっさおになり、悲鳴をあげた。
「キャー!姫!!
 これどっからもってきたのー!!!!」


姫(3歳)はきょとんとしておりました、とさ。


以下、読書録。

●1日
(1072)BL/プラチナ 『先生はダメな人』 渡海奈穂
  ちょっと!ちーちゃん!!
  あんた、目を覚ましなさーい!!!!

  これはもはや先生としてダメとかじゃなく!
  人としてあかん!

  まだ若いのに、こんなダメダメに捕まっとらんと
  やりなおしなさーい!!!

  と、おばちゃんは声を大にしていいたい。

  …ダメすぎにもほどがあろう…。

  いい子なのに、いいお嫁さん(?)になれそうなのに、
  どうしてこんなのに捕まるの…(/_;)

  ま、ダメさ加減が、こうくるか!って感じだったので、
  読んでて楽しかったけど、
  ちーちゃんの将来を思うと、フクザツ…(~_~;)
[ 2012/12/02 ] 腹黒読書 | TB(-) | CM(-)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。