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『出版・新聞絶望未来』とコンテンツ論

単体でやろっかなーとも思ったんだが、
結局、これも行きつくところは、コンテンツの未来予測。

なので、まーどんなふーに話が転がるかわかんないんで、
両方またぎってことで。

まず最初にカウントしましょーか。

(1068)一般本 『出版・新聞絶望未来』 山田順

正直言えば、腐人はここに書いてあることの全てに
納得ができたわけじゃない。

賛同できたこともあれば、
そーかなぁ・・・(~_~)と思うこともあった。

たとえば、電子書籍。

前に書いたが、腐人はあれ、
「書物」と思っちゃいかんと思うの。

「書物」や「新聞」など紙媒体の本当の敵は、
電子書籍じゃなく、ネットだ。

また、「書物」や「新聞」の未来形は、
電子書籍じゃなく、コレクターズアイテム化。
蒐集家、嗜好家だけを対象とする稀少品となる。

では、電子書籍とは何なのか。
それはたぶん、人智の集積、ビッグデータの1つとして、
ネット世界にライブラリー的に存在するもの、
これに過ぎないのではなかろうか。

と思うとね、人類の持てる容量には限界があるんだから、
会社とか国とかの区切りを全部とっぱらって、
福井さんがおっしゃるよーな全メディアアーカイブデータをつくり、
必要がある人は、そこにアクセスする、ってやってったほーが
データの無駄な増殖も防げる気がするけどね。



山田さんは、既存の出版業界にどっぷり漬かってる方なので、
たぶん、いろんな方の顔がみえてしまうとこがあると思う。

でも、その辺をいっぺん取っ払い、
書店が潰れようが、取次が潰れようが、
印刷屋が潰れようが、新聞社や出版社が潰れようが
それら社員たちが失業しようが、作家が食えなくなろうが、
そんなもん知ったことか、
そーゆーの棚上げして、これからどーなるかを考える、
という視点に立ってみたら、それでも今と同じ結論になりますか?

腐人はそーゆーのないんで、あっさり言いますが、
『なんでコンテンツにカネを払うのさ?』にあったように、
プロのクリエーターになってコンテンツで稼ごう、
コンテンツだけで食っていこう、という考えは、
もはやごく一握りの人しか無理、
それが現実であり、未来像だと思う。


いやいや、それでもあがきたい・・・というならば、
腐人が気になったことを書いてみる。

いろいろと、なぜ電子書籍が普及しないのか、
ってなことをかかれてましたが、
どれもこれも、なんか違和感がある。

なんでだろなーと思いつつ、世界の状況の部分を読んだとき、
すごく不思議に思ったことがある。

なぜ、「英語圏」だけがこんなにスムーズに
電子書籍がひろまったのか。

これね、「アメリカ」じゃないんです。
「英語圏」なんです。

「アメリカ」だけなら、アメリカの出版事情だとか、
アメリカの社会事情だとかが関係するのかと思うが、
「英語圏」なら話が違う。

これ、
「英語は、電子化作業が簡単」
ということなんじゃないのか?


というか、電子化作業について、本書に書いてあるが、
あまりに作業が煩雑すぎる。

こんなに手間も暇もかかってりゃ、
普及しないのも当たり前でしょう。

出版社の人にきいてみたいが、
もし、コストも手間もほとんどかからない、
紙の本をつくるデータを、
ピピピのピーとしちゃうだけでできちゃうなら、
「じゃ、これも電子版つくって並べとけ」
にならないか?

なんというか、ここに日本人の美点っつか
欠点が芽を出してないか?
「こだわりすぎ」とゆー。

本と同じに、
美しいレイアウトに、
読みやすい文字に、
こだわりすぎではないの?


ものごっつい乱暴なこといっちゃえば、
PDFに必要と思うDRMをかけられるプログラムだけ
開発すればいい。

で、一冊見本つくって、
出版社が自炊して、PDFのスキャンデータにそのDRMかけて、
それを電子版として売りゃいいのよ。

でもって、端末ごとにバグがないかなんてことに
手間暇金なんかかけなくていいの。

「これは、×××(端末名)で読んでください。他は保証しません」
こうしちゃえばいいの。

パソコンのソフトだってそうでしょうが。
腐人は普段XPをつかっているが、
7を使うときもある。

で、XPで使ってるソフトを7で使えるかメーカーにきいたら
「保証できません」といった。
ならいいよ、自己責任の範囲でやるから
とやってみたら使えた。

そんでいいのだ。

これはXPで使ってください、とメーカーがいってても、
ユーザーが7で使いたいってゆって、使ってダメだったら、
そりゃXPで使わないユーザーが悪いのだ。

なんか、この電子書籍に限らず、最近の日本の傾向みてっと、
ここんとこ、間違ってない?と思ってしまう。

昨日の飛行機の話でも思ったけど、
間違った顧客第一主義に陥りすぎじゃね?
お客様は神様ばかりじゃない。

クレームがくる?
んなもん知るか、読みたきゃ読める端末買え。
そう言い切ることも必要だと思う。

ゲームを考えたらそーだったでしょ?
**がやりたいから、このハード買った、
これを電子書籍端末にもさせりゃいい。

じゃなきゃ、どーしよーもなくなってった
日本の家電メーカーと同じ道を歩むよ。


そんでね、自社サイトで販売すりゃいいの。
そしたらプラットフォームやフォーマットの制約からも逃れられる。

本音いったらさ、
自分とこの本さえ売れりゃいいんでしょ?
違う?

なんかさ、
本は本屋で買うもの、そこにたくさんの点数があるもの、
っちゅー既存の商売概念に囚われすぎじゃない?
そのために、プラットフォームの思惑に躍らされ、
客におもねりすぎてると思う。


だってさ、ホント厳しいこといえば、
今の読者は、とりあえず読む、ぐらいなら、
スキャンレーション
(雑誌をスキャンし、ネームを翻訳して、上に自国語はりつけたデータのこと)
このレベルでいいと思ってて、
それがネットで手に入るから、雑誌が売れなくなってるわけっしょ?

作り手も、デジタルに関しては、
そんくらい軽く考えたらどうよ。

まーネットで入手できるのがタダだから、ってのがあるやもしれぬ。
金払うなら、
それなりのクオリティじゃなきゃ納得できない
とあるかもしれぬ。

これはいっぺんやってみればいい。
やってみなけりゃ、客の本音はわからない。

いっそのこと、紙で雑誌刷るの、やめちゃえば?
だって、紙でつくるから、スキャンされるんだもん。

でもって、作家があげた原稿を、DRMかけたスキャンデータで
出版社がサイトで売ればいい。
1ダウンロードいくらとかで。
※この場合、プリントアウトも不可能にしときましょうね。
 じゃないと意味なし。

もしくは、閲覧1回いくら、
ってのでもいいかもしれない。

新聞のデジ化、
ペイウォール化(課金モデルの1つで、ココから先は有料読者のみってやつ)で、
デジにすると1/10になるって結果がでてるけど、
マンガも同じか?
こればっかりは、やってみなけりゃわからない。

仮にやってみたと想像しよう。

発売日にサーバーダウンする可能性はあるが、
アンケートなくても人気がわかる。
そこに広告つけてやったら、広告費もとれる
(でも雑誌出稿よか安くなるだろうが)。
読者数がみえてくるから、コミックス発行の数も読め、
返品が減ったりしないだろうか。

でもって、1週間でデータを消す。
したら、まとめて読みたいと思えば、コミックス買うでしょ。

そんで、コミックスには、
これを買わないと!とユーザーに思わせ、
データ化のために断裁しようなんて思わないよーな
付加価値をつけて販売する。
コレクターズアイテムとして。


ま、これが実現できるんだかどーなんだか、
思いつきをただただ書いただけだから、
もっともっと検証がいるとは思うけど、
できなかないような気がする。

とはいえ、これでいったい何人が食えるのかはわからんが。


あとさ。
なんつーかね、この問題、まず一番にすべきなのは、

業界で働く人たちの、
凝り固まった既存の価値観をぶち壊すこと


これなんじゃないのかなぁ?という気がする。

美しい装丁、美しいレイアウト、美しい文字、
美しさの追求は、紙の世界だけでいいんじゃない?


それとね、この本読んでても思ったし、
業界の人とあうと思うんだけど、
「自分たちは賢いんだ」っちゅーニオイが、
もープンプンすんの。

前にマツコ・デラックスさんが、
雑誌編集者の多くがそうで、いやんなるー!
みたいなことゆってたが、
ホントあのマスコミにいる人たちの
無駄に高いプライドってなんなの?と、腐人も思う。

「自分たちが教えてやってる、それでマス(大衆)が動くんだ」
ってな考えが根底にあるからかねぇ。

だから、給料も高くて(っても、氷山の一角だけね、
マンガ家やアニメーター同様、下請けは悲惨)、
自分で自分の首を絞めてる。

そーゆーとこを、いっぺん全部崩壊させて、
早くゼロから作りなおさないと、
今まさに業界全体が断崖絶壁にむかって、急激に転げ落ちてて、
いつ地面がなくなるかわかったもんじゃないんだよってことが
わかってないのかなぁ。

いや、前に書いた『遅咲きのヒマワリ』のジュンイチみたいなもんで、
認めたくないものだな、自分自身の未来のなさを
って逃げてるだけだろなー。


出版不況の章で、ある出版社重役さんの本音話が載ってるんだけど、
これと、その次の章のマンガ編集者の本音話、
あれは、マスコミ志望の人は読んどいたほうがいいよ。
アレが実情だから。

その上で、自分に問うたほうがいい。
あなたはそれでもこの業界で働きますか?と。


えーっとちょっと疲れちゃったので、
今日はここで打ち止め。

なんか思いつくままに書いてるから、
いまいちまとまってないなぁ・・・。

ま、いっかー。
なんとなーくわかってください。

あ、ちなみに著作権のことについては、
今、あえて外して考えてます。
自由に発想したいんで。

今の状態で十分食えてる人は、
別にいいんだよな、状況がどーなったってさ・・・(-_-;)
ああ、世間の冷たい風が吹く・・・

以下、読書録。

といっても、昨日読んだ本は、
上の『出版・新聞絶望未来』だけ。

なので、昨日放置した物件のコメントと、
ちょいと追加をいれたい話をやります。

まず、追加。
(1057)BL/キャラ 『嵐気流 二重螺旋7』 吉原理恵子

  腐人としたことが!!!
  コメントするのを忘れるなんて!!!

  って、なんの話かとゆーと、
  今回の口絵カラー。

  ああ、まーちゃんの剣舞が美々しいもんねって?

  ちゃうちゃう、ちゃうがな!

  注目は、剣舞よりも!
  あの満開の笑顔でキャッキャとパパに戯れるチビだ!!

  これへのコメント忘れるなんて!
  ショッター失格よ!!

  すみません、全国のショッター連盟の皆様。←なんじゃそりゃ
  心を入れ替えて、可愛いチビ発掘に邁進いたします・・・。

  ・・・ってもさー。
  コメントがスルーしちゃったのに理由は一応あるんだ。

  これ・・・零でええの?

  ってのもですね、何度も読み返したんだが、
  話中に正解がみつからんのです。
  ・・・腐人が読み落としてんのかなぁ(~_~;)?

  ま、そゆことで、その挿絵にはクラクラきたものの、
  誰だかが、推測の域を出ず、書くの躊躇しちゃったんですね。

  でまー、以下は推測ですが、
  たぶん元気だったころの智パパと、
  まだ子ザルだったころの零・・・とみたんですが、
  いかがでしょう。

  髪色からして、ナオ?って可能性もなくはないが、
  いやいや、ナオはパパに抱っこされても喜ばないはず。
  まーちゃんなら、天使の笑顔をふりまきまくるだろうが。

  でも、まーちゃんとするには、図体差がありすぎるしなぁ。

  正解ご存じの方、ぜひ腐人に教えてください。


で、次が先送り物件。
(1059-1067)マンガ 『好きっていいなよ。 1-9』 葉月かなえ
  思春期って、世界狭くて、不自由だなぁ。

  ま、思春期超えても、世界が狭いまま
  歳だけ食ってる人もいるけどな


  このマンガは、たぶん、3巻の凪の話あたりで、
  1つのターニングポイント迎えたのかな、と推測する。

  ま、端的にゆーてまえば、
  売れてるから連載続けていいよ、となり、
  お話も、葉月さんが描きたいことが全面にだせるようになった、
  ってことだが、明らかにここらから路線がかわってるもんなー。

  そこまでは、腐人みたいなマンガ読みには、
  エロ描きゃいいんだよエロを、したら売れるから!
  ってな編集サイドの押しつけがあんじゃねぇの?
  とゆーふーに見えた。

  実際どーだかしらんがね。

  でも、はっきりいって、この路線変更した後のが、
  断然話がいいですよ、これ。

  まさに作家さんが作品通じてストリップしてるからねー。
  自分の内面に積み重ねてきたものをみせてくれてるから、
  エピソードに思いと重みがあるし、
  それが読んでるほうに伝わってきて、
  わかるわかるわかる!ってなとこ、あると思う。

  っても、腐人は10代なんて大昔なおばちゃんだから、
  かなり忘れてますけどね。

  だから、冒頭にかいたとーり、
  「世界せまっ!」とか、「不自由だなぁ」とか思っちゃうとこあるが。
  10代って、こんなだったかなー・・・。

  例えばね、ここにはいろんなコンプレックス持ってる子が
  いっぱいでてくる。

  でもさ、これ、もし「経済的自由」をもってたら。
  金出して、整形でも、脂肪吸引でも、皮膚移植でも、
  やりゃいいのよ。

  コンプレックスなんてもん、
  自分がひっかかってるだけなんだから。
  気になるなら、金つんで消せるもんは消せばいい。

  それだけで、1つ自分を縛ってるもんから自由になれる。
  
  でも、めいみたいに自分の価値が自分を縛ってるのは、
  こりゃ金つんでどーこできるもんじゃない。
  自分が変わろうと思って変わらない限り無理。
 
  あ、自己啓発セミナーに行くとかもあるかもだが、
  腐人はあんましすすめません・・・。
  ドブに金捨てに行くようなもんだと思ってるんで。

  
  知ってる世界が狭いとさ、選べる選択肢が少ないのよ。
  だから、ちょっと壁にあたっただけで、
  ああもうこれで終わりだ・・・なんて思っちゃう。

  世界を、地球を、宇宙をみてみろよ。
  ニンゲンなんてゴミみたいなもんだべ?
 
  学校で一番モテてよーが、
  だからって、その先にある70年ぐらいの人生を
  労なくして暮らしてけるって保証はない。

  でも、君らはその狭い世界しかしらんから、
  人を計るモノサシの種類もちょっとしかなくて、
  あの人はすごい、でも自分はあかん・・・とか思う。

  別の世界の、別のモノサシでみたら、
  その人なんかゴミで、自分こそが金メダルかもしれんのに。

  ニンゲンねぇ、その人の人生がどうだったかなんて、
  葬式をあげる、その時になるまでわからんて。
  
  煙たい存在と思ってたのが、
  ものすごーく地域の人に愛される人だったとかね。


  昨日も書いたけど、人は経験によって強くなる。
  だから、心も脳みそも柔らかいうちに、
  泣いたり傷ついたり笑ったりしながら、
  いろんな経験つんで、「自分」を作っていけばいい。

  社会にでたらわかるけどね、
  「自分の常識」は、「世間の常識」じゃないし。
  いろんな人がいて、いろんな価値観があって、
  絶対に正しいものなんて、実は存在しなくて。

  まわりはいろいろゆってるが、
  「私は、これが、正しいと思う」
  それを持ち、それを貫ける強さがないと、
  この先、搾取され、踏みつけにされるだけだ。


  なんかこのお話ね、
  単なる「恋愛話」じゃなくって、
  こーゆーことが伝わってくるもんがあるので、
  なるほど、人気があるのがわかる。

  ってか、この先、本当に社会は悲惨になってくので、
  マンガを読んででいいから、
  強さを持つことを若者たちに学んでほしいなぁと思う。

  ま、これもひとえに葉月さんご自身がいろんな経験をして、
  それを乗りこえてこられたからこそ描けるんでしょうね。

  この先も、思いっきり吐き出してってください。

  ・・・ただ、あとがきなんですけど、
  地に模様ひくの、やめてもらえないでしょうか・・・(-_-;)

  ローガンが始まりつつあるおばちゃんには、
  地模様の上に文字かぶせられると、
  読むのつらいんです・・・(/_;)
  
[ 2012/11/30 ] コンテンツ論&読書 | TB(-) | CM(-)

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