腐人日記-腹を割いたら黒かった- HOME > スポンサー広告 > スポンサーサイト> コンテンツ論&読書 > ♪つつらつらつら コンテンツ論~
08 | 2017/09 | 10
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30




スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

♪つつらつらつら コンテンツ論~

一昨日書いた『江戸の天才数学者』で、
『塵劫記』の海賊本対策が、
今後のコンテンツのマネタイズに繋がらないかなーと
つらつら考えてみた。

っても、わからんですよね。
もすこし詳しく『塵劫記』の海賊本の話をしましょう。

時は、江戸初期。
吉田光由が『塵劫記』を出すと、
ものすごいベストセラーになった。

というのも、この本がすごくおもしろく
かつ実用的な作りになってたから。

掛け算の九九のような基本から、
実際の生活に使える、
米の売買や利息計算、土地の面積の出し方など
実地ですぐに使える話や、
ねずみ算などの、息抜きコラムも交えて構成されていた。

挿絵もふんだんに使われ、
庶民にも非常に読みやすくとっつきやすかったので、
バカ売れ状態が長くつづき、
そこを狙った海賊本がどんどんでた。

その中身がまともなもんだったらいいんだけど、
中には、間違ってる内容を堂々と書いてるものもあったりして、
頭にきた吉田くんが、あみ出したのが、
問題だけかいて解答をかかない「遺題」。

『新編塵劫記』という本では、
最後の最後に12問、問題だけがのっていたという。

で、その前の本にのってた問題の解答をのっけて、
かつまた新しい問題をのっけた本を出す
ってのが、「遺題継承」なんですが、
最終的には、4系統の遺題継承が今に伝わっていて、
最初の『新編塵劫記』から数えると、
トータルで172年の年月にわたって
「これが解けるか?」
「へっへーん、解いてやったぜ。簡単さぁ!
 でも、お前さんにゃー、こりゃ解けねぇだろ?」
なんつー遊びをやっとったらしい。

褒めるべきか、呆れるべきか。
びみょーだなー・・・(ーー゛)。


ま、それはそれとして。
腐人の主題は、コンテンツ。

例えばオチだけない不完全なコンテンツが配信されたら
どうだろう?

ま、キレるなー(^_^;)

腐人は未だに
木原音瀬さんの『歯が痛い』の続きよみたいもん。
あれ、オチてませーん!木原さーん!!

ってことで、例えばですね、
下記銀行口座に@@@円いれてくれたら、
オチ部分を書いた冊子をあげます、
とか言われたら・・・振り込むぞ、腐人は。

でも、その冊子をデータ化してばらまこうと思えばできるし、
便乗詐欺だってやろうと思えばできるし、
じゃぁ、そこからワタシのオリジナル展開をば!なんつー
二次創作の世界が広がっちゃう可能性もあるわなぁ・・・。

じゃ、ダメか、この線は。



というか、ふと思ったんですが、
人は、いったい、コンテンツをどうしたくて
金を払うのだろう。

純粋に、それが読みたい、聞きたい、見たい?

『なんでコンテンツにカネを払うのさ?』(以下、『なんで』に略)にあったのだが、
音楽は、1998年の6000億をピークに
今は、2000億まで下がってる。

出版も、10年前の25000億をピークに
2009年以降は、2兆円を割るまで市場が狭まった。

特に雑誌の落ち込みは激しく、
廃刊・休刊が続出してるのは、腐人も知ってる。

一方、ライブと映画は横ばいか、微増ということで、
『なんで』の中で、岡田さんは、
ライブで稼ぐことを考え、
「サイン会を有料にする」
「コンサートのグッズ販売で利益を出す」
「タニマチがクリエーターを救う」
という話をされていた。

ま、実際、例として全然売れてないバンドの話をとりあげていて、
その人たちが音楽活動をやってけてるのは、
ライブやCDを買って貢ぐファンがいるからという。

それって、今の出版だってそーだよなー。

 ファンが作家の本を買う
  =その人の印税に貢献する
   =貢ぐ。タニマチ化
ってことだもん。


でも、そこに有料サイン会があれば、
売上げが伸びるんだろうか?

なんでそう思うのかというと、
腐人自身はどうかと言われたら、サインいらない派だからだ。

だって欲しいのは、腐人にとって価値があるのは、
本の中身であってサインじゃない。
だから、サインにわざわざ金を払う付加価値は
見出せないのだ。

むしろ、発行日より数日後に開催されるサイン会より、
早売り書店で、発売日より前にゲットするほうが、
腐人にとって、価値が高い。

そして、転売なんてことを最初から念頭に抱いてる人などは、
サインはむしろマイナスだったりもするだろう。
※プラスになることもないとは言わんが、
 よほどの大御所じゃないと、プレミアとしてはつかんのんちゃうかねぇ?
 いいとこ販促レベルだろう。
 その辺は、腐人の専門外なんでわかりませんが。



でも、そうじゃなくて、歌手や作家に会うこと、
そこで生の歌声やご本人と話すことに
価値があると思う人にとっては、
ライブやサイン会にお金をはらってでも出向くことを厭わないだろうね。


といっても、確か、のぐちごろーさんだったかが、
スマートフォン向け有料ライブ動画サービスで、
ライブ映像配信をされたという記事を読んだが、
これどーなんだろなー。
ちょっと疑問。
※今回は本格配信前のプレなので無料だったそうです

だって、結局、これまでのライブDVDと、性質は一緒じゃね?
ただ、配信が早いだけで。

となれば、もしこれが主流になってくるとすれば、
クオリティの劣化と、プロの失業が気になる。

ライブ終了後すぐにQRコードで見られるということは、
恐らくなんの手も入れず、
ただ撮った動画をUPしただけだろうから、粗いだろう。

人の美意識が、それにあわせて低下してけば、
プロアマの境界線があやしくなる。

そーすっと、
このシステムの特許をもってる、のぐちごろーさんは、
システム使ってくれるだけでジャブジャブ金が入るけど、
これまでクオリティの高いDVDを製造するのに関わってきた、
映像編集とか流通の人たちが、干上がるわなぁ。

なんとなく悪貨が良貨を駆逐する図にみえるのは、
腐人の気のせいだろうか。


ただ、これに利点がないわけではない。
ライブや演劇の場合、
その日その日で内容が違ったり、出来が変わる。

ライブDVDとか演劇のDVDだと、
どうしても、ツアーや上演期間のある1日だけを選ぶ話になるから、
この配信を全ライブや全上演にしたら、
他の日との違いを見たい、
という欲求を満たすものになるかもしれない。

でも、その総数はどんなもんなんだろう。
これはかなりのマニアだと思う・・・。
っても、客がマニアなら高額つけても売れるな・・・←黒っ!


腐人の思いこみかもしれんけどさ。

ライブや演劇、映画が横ばいもしくは微増なのは、
あの、限定された空間に出向いて、
場を共有をすることに満足を覚える=価値があるとする
そういう人が多いからなんではないのか?

スポーツ観戦なんか、まさにそうでしょ。
家で、テレビでみてるほうが、よほどプレイがくっきりみえる。
でも、わざわざ出かけたがるのは、
あの空間の共有に、価値を見出してるんじゃないの?

そうなると、そこの人たちと、上記のマニアは、
ちょっと層が違わんか?

そして、それを映像にしてしまうことは、
同時に、その付加価値を消してる行為じゃないのか?


うーん・・・そうなると、未来形は、
ニコニコ動画の、生ライブ(同時配信)+書き込みか?

腐人はあれ、議題に集中できないから
あんまし好きじゃないんだがなー。
脳がマルチチャンネルビジョンじゃないもんで。

あかん、話がずれてきた。
ニコ動をいいだすと思いきり話が広がるんで、
それはちょっと棚上げ。



『メディア化する企業はなぜ強いのか?』で、小林さんは
昔は、「情報を届けること」で、換金化できたが、
今や情報を届けることは、ゴールではなくプロセスとなった。
よって、目指すゴールは、「コミュニティに満足を与えること」。
そこで、換金化できる、とおっしゃる。

まー、これは雑誌とメーカーの話になるので、
いわゆる本や音楽といったのとは、
ちと違ってくるんだけど、
「メディア空間が拡張したため、欲求が拡張した。
 その結果、価値の移転が生じてる」

という点では、こちらも同じ。

『なんで』で、福井さんは、
全メディアアーカイブ構想というのをおっしゃってたが、
もしかしたら、課金モデルを
一元化して考えたらあかんのかもしれんなぁ・・・。


言うなれば、コンテンツの規制緩和。

再販制度をなくし、
価格を自由化し、
消費者の多様化にあわせ、
コンテンツをアレンジしていろんな付加価値をつけて
さまざまな価格で販売する。

そーしたらどーなんだろ。

って、再販制度まで話広げたら、
収拾つかへんがな・・・(;一_一)
どこまでいくよ、コンテンツ論・・・。


ま、それはとりあえずおいといて、
夢想してみましょう。


例えば、コンテンツを作り、最初に配布するのは、
「それが1日でも早く読みたい、聞きたい、見たい」層と
「転売狙い」層。

ここには、特に加工してない素材を、売る。
ただし高値で。←ここ重要

なぜなら、こいつらは、恐らく、
どんだけ高くても食いつくから。

ここの欲望キーワードは、
「1日でも早く、いい商品を手元に届ける」。

金に糸目をつけない分、みる目はシビアだから、
いいものじゃなきゃ、早く渡せなきゃ、
次回、買ってくれないだろう。


次はコレクター。
ここの欲望キーワードは、
「美品を所有すること」。

中身一緒で、装飾にこだわるとか、
最近だと、マンガにおまけつけて限定版ってのを売ってるが、
そこらをもっといっちゃってもいいかもしれない。

腐人がみてると、
信者クラスの愛読者がいる作家さんなどだと、
「読書用」と「保存用」に同じ本を2冊購入したり、
平台に積んである本の山、全部を検品し、
一番の美本を購入する人とかいるので、
本の場合だと、
「焼け、折れ、曲がりなど一切ないことを保証します美本」を
専用パッケージ売り(100年たっても劣化しません箱とか?)で
売ったら、ある程度の需要があるんじゃないかと思う。


正直、この2つ(早い、と、美しい)の数を
読み間違えなければ、
費用を頭割りして、
コンテンツ制作の初期投資分だけでも
回収することはできるんじゃねぇのかねー?

そやって、この層で、費用の回収をすませとけば、
以下の部分は、
そのコンテンツで以下に利益をあげてくか、に専念できる。


その利益追求層の1つめが、「ライブ」層。

ライブやサイン会するのは、費用がかかる。

だから、有料は当然とし、
かつ、
なんちゃらりん(ex.限定グッズ、限定小冊子)をして、
そこで利益を出す。

サイン会限定小冊子なんか、
すげープレミアついて転売されてまっせー。


そう・・・この転売での利益が、
コンテンツ制作側に全くもたらされないって点がさ、
新古書本屋でも問題になったけど、
やっぱがめつく拾いたい部分な気がするんだよ。

なんつか、前に『side work ~真音ver.~』でも書いたが、
もっと貪欲に、コンテンツを換金化することを考えようよ!

ホント、それをしない行為こそが、
自分たちで出版業界の衰退を招いてると
自らの首を絞めてると、腐人は思うー!!

いつまでも定価とか、限定に自縄自縛してないでさ、
割安価格で、電子書籍で配信するとか、
レンタル商品にして、
利は薄くなるかもしれないが、
自分とこに金がはいるよーにしようよ!


プレミアついて転売されてるの見るにつけ、
これはもう、「シェア」にしちまうのがええんちゃうの?
と、いつも思う。


ってことで、お次は、「シェア」層。
端的にゆーてしまえば、有料レンタルだ。


腐人は、本を区別している。
大きくわけたら、嗜好本も仕事本も、3つだな。

1日でも1時間でも1分でも1秒でも早く読みたい本。
これは早売り本屋や、品揃えのいい本屋に
お百度踏んででも、買う。

次は、読みたい、だけど、
安く読めたらいいなと思う本。
これは有料レンタルしたり、
友達から借りたり、図書館にオーダーして借りたり、
中古本探したり、ポイントが集ったら引き換える。

最後に、別に読みたいと思わない本。
とはいえ、腐人は本中毒なので、
読む本がゼロになると禁断症状がでる。
そーゆーときに読んだり読まなかったりするが、
基本的に、これについては1円も払わない方法を考える。


「シェア」は、まさにこの2番目に該当する本で、
腐人は、ここを緩和させるのが、
関係者の手間暇や精神面でも一番いいのかなっちゅー気が
例の『海猿』事件みてても思う。

電子書籍も、もしかしたら
この程度に考えるべきものなのかもしれない。


初期投資の回収が済んでいれば、
ライブやシェア部分は、
増刷印税みたいなもんじゃないのかな?


『海猿』問題とか、
西原理恵子さんが遭遇した理論社倒産で
勝手に増刷してたのが判明した件とか、
関係者が悪意をもった場合の防御は、
また別途考える必要があるかと思うし。

未来工業の山田社長がおっしゃってたが、
日本の企業は、
「いいものを安く」とか
「まとめて買うから安く」なんてゆー
間違った売り方をしている、という点で、
こういう自由価格にすると、
どうしても価格競争とかをやって、
緩やかな自殺を図るよーなことをやっちゃうところを
阻止はしたいし。


なによりこの煩雑化するマーケットを
いったい誰がさばくんだ?
これをクリエーター本人がやってたら、
間違いなく作品生み出す時間がない。

もしかしたら、出版社という形はいずれなくなり、
こういったマーケット管理やマネジメントを
作家と個人契約して請け負う職業ってのが、
将来的に発生してくるのかもしれない。


あかんわー・・・まとまらん(~_~)。

でも、なんとなく、
コンテンツが生き残る道みたいのがみえたような気がする。


昨日は、1冊も本読んでないんで、今日はここまでー。

コンテンツ論は、結論でてねぇんで、まだまだ続きます。
いつやるかは、わかりませんが。


どーでもいいけど、これ、ついてきてくれてはる人
いてるんでしょうか・・・。

いろいろこねくりまわしながら、
ただ、ブツブツ独り言つぶやいてるだけだよな・・・。
でも、思考を言語化しないと、リアルにならないんで。

すんません・・・(-_-;)
[ 2012/11/12 ] コンテンツ論&読書 | TB(-) | CM(-)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。