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パンドラの箱があく・・・『大東京トイボックス』

うわー・・・
えらいもんを読んでしまった・・・(-_-;)。

開かないように厳重に鍵をかけ、
腐人の脳内深くに沈めて、ガチガチに固めて、
周囲に立ち入り禁止テープを張りまくってる
あのパンドラボックスが開いて
真っ黒だだもれになりそうだ・・・(;一_一)。

こういうときは・・・

♪あ、そっれ 一般論
♪あ、そっれ 一般論

この合い言葉を唱えながら、
細心の注意を払いつつ、コメント書くべし、だな。


端的にゆーて、これ、
腐人は、むちゃくちゃおもろかった!!


が、この「創り出す」という仕事が
身近にない人にはどうなんだろう?

たとえば、
「とってくる」が仕事の営業さんとか、
「片づける」が仕事の管理さんや製造さんにとっては
この「創り出す」仕事の風景をみてたら
遊んでるよーに見えるところもあるだろう。
特に「待ち」時間なんか。

アイデアが出ず、産みの苦しみにもだえているときも、
作中にでてきた
ベクトルが正しいのかどうか迷いまくってるときも、
いわゆる右から左へ流れてく、
型どおりの業務こそを、「仕事」と見ている人にとっては、
仕事をしていないように見えるんじゃないかな。

こういう、労働を時給でしかはかれない人が
決して踏み入れてはいけない世界が
開発とか研究とか創作というクリエイティブ領域だと腐人は思ってるが
ここに杓子定規な物差しを
もってこられることあるんだよなぁ・・・。

このクリエイティブ領域、
時間働いたからって結果がでるもんではなく、
いくらやりたいと思っても、
才能がなければ、
0にどんだけ努力をかけても0、
という冷酷非情な結果におわる。

最初にモモが、要経験の壁にぶちたっていたが、
経験者ですら、「できない人」は、どんどんふるい落とされる世界。
「学校で勉強しました」レベルでは、
雇うどころか、むしろ邪魔、
ってのが本音だろう。

そして仕事があるからといって、楽になるわけではなく、
いつも限界まであがき、
結果、便所で吐いたり、ぶっ倒れて医者に注意をくらっていたりしたが、
こういう現場では
そんなに珍しくない風景だったりするんだよねぇ。

倒れたとき。
医者が、
「命かけてまでする仕事なんてそうそうない」
とかさ、
月ちゃんが
「普通に幸せになっていい
 仕事しかない人生じゃなくて」
って、言うじゃん。

これさーどうなんだろね。

いわゆる「人としてどうなんだ!」
とかゆー道義的部分では、
月ちゃんが正解なんだろう。

でも、太陽を一人のクリエーターとみた場合、
これって言っちゃいけんのじゃなかろうか。
これって、その人が生きてる意味そのものを
否定する言葉じゃないんだろうか。

端から見たら、アホやなぁと思われるかもしれん。
でも、ただ飯くってクソして寝るだけで
生きていると思える人なら、
クリエイターなんぞ、やってへんと思うのよ。

命削ってでもやりたいからやってるんであって、
一般論としては月ちゃんの言い分わかるけど、
腐人は人非人と言われようが、
太陽のしたいようにさせたいがなー。
その途中で死んでも、太陽自身は本望だろう。

あ、いかん・・・
パンドラボックスが開きかけてる・・・。
合い言葉を唱えねば!!

♪あ、そっれ 一般論
♪あ、そっれ 一般論

軌道修正、軌道修正。

あ、でもさ。
徹夜による効率ダウンは
実際に脳のデータとしてあるので、
休むべきときには徹底して休む、ってのは
従うべきだと思うぞ。

ただがむしゃらにやるってのは、
それこそ仕事をしたつもり。
体にも仕事の出来にも
実はあんましよろしくない。

休むときは休む、働くとき働くと、
きっぱりメリハリをつけるほうが
脳みそもクリアになるし、活性化する。

っても、追い込まれてるときって、
寝ても、眠れてなかったりするんだけどね・・・。
それにトランス状態だからこそ
生まれるもんもあるっちゃあるか・・・。

まーなんというか、
真っ当な感覚もってたら無理、
かつ、図太くタフな心身の持ち主でなきゃ
生き残れない世界なんだよな。


そゆことで、
腐人は最初、モモがでてきたとき、
あらあら、これまた自分に酔っぱらって、
目を開けて夢見てるガキか、やだなぁ・・・(~_~)
と思った。

そういうの、腐るほどリアルでみてるんで。

そしたら。
いやいや、
これが根性みせてくれるではないですか!
それに、応用もきく。
こりゃ、なかなかお買い得物件だったんでは?

まークリエイターとしてどうかは別だけど。


足りぬ足りぬは、工夫が足りぬ!
金がないなら、知恵を出せ!
これ、貧乏会社の鉄則なんだけど、
だからといって誰しもがそうやって動けるわけじゃない。

あんなPR主眼の展示会への出展なんて、
できるだけ経費は絞らんとねぇ。
はっきしいって、なんの実りもない
自己満足で終わってることのが多いはずだ。

正直、腐人はあーゆーの、
費用対効果に疑問があんだよねぇ・・・(~_~)
いいとこイノベーターしか捕まらんだろうに。
なんでやるんだろ・・・。

ま、それはいいや。

ということなので、
もし社員の中に若くてスタイルのええのがおれば、
コンパニオンの姉ちゃん雇わんでも
そいつを使えばええ・・・のが道理なんだが、
そいつがやってくれるかどうかは別問題。

でも、それってさ、
上がやれば、下が動くもんなんだよな。
いわゆる、率先垂範。

そういう意味で、
花ちゃん、あんたえらい!
腐人がほめたげる。
っても、太陽にガクラン着て欲しくはない。うん。


ちょいと話がずれますが、
昨今のオフィスで、小さいことだが、
代表電話の対応がよく問題になっている。

昔はオペレーターさんが捌いていたが、
昨今の経費削減で、
それが社員の仕事にまわされることが増えてるのだ。

そうなったとき、
これは下の子のやることだからと
上席の人間は、一切とらないという会社がある。

その結果、どうなるか。

その子が本来やるべき業務が全くできなくなり、
「おい、あの書類できてるか」
「すみません、まだ」
「なにやってんだ!この無能!」
ってなことがおこったりする。

この問題の解消に
電話をダイレクトインにするというという方法も
あるにはあるが、コストがかかるし、
ダイレクトインは、本人がいなければ
相手を待たせることになるというデメリットがある。

なので、下の子が自分の業務をそっちのけで
オペレーションをしている、というのが大半だろう。

かてて加えて、
最近の電話に出られない若い社員の問題があり、
結構、多くの職場の悩みの種だったりするんだよね。

電話の応対って、相手の印象を決める、
とても重要な要素なんだがねぇ・・・。


ただ、これ、
実は全く金をかけずに、
すごく簡単に解決する方法が一つある。

それは、
上席の人間こそが率先して電話に出ればいい
ただ、それだけの話。

でも、この「ただ、それだけ」がね、
なんでか、できねぇんだよねぇ・・・。

足に釘打って、地面に固定し、
人間ティーバッティングとして
そのどたま、宇宙の果てにホームランしてやりてぇ・・・


いかん、いかーん!!
またフタがずれてるわ!腐人ちゃん!!
合い言葉を唱えねば!!

♪あ、そっれ 一般論
♪あ、そっれ 一般論


えーっと・・・そうそう。
花ちゃんの話。

これは師匠のがわかる部分が多そうな気がするが、
人脈についていわせてもらおう。

ともだちだのフォロワーだのの数を
どうこういう昨今の風潮があるが、
こういう大事のときに、
現実に使える人脈があるかどうかってほうが
よっぽど重要だと思うわけー、腐人は。

日程に猶予があるよーな話ならね、
そりゃともだちのともだちのともだちのともだちでも
請けてくれることはあるかもしれん。

でも、こんなギリギリの切羽詰った話の場合、
一朝一夕の信頼関係じゃ、
天地がひっくりかえってもやってくんねぇのが普通。
いくら、じじぃ転がしといえども。

そこで甘えてあぐらかいたらいかんけども、
その、本当に使える人材をもってるってだけでも、
あんたはそんじょそこらの24歳とは違うと思うよ。


それから絵の話。

腐人は、お話はおもろいが、
絵にエロ気がねぇなぁと思ったんでした。

結構、チチとか書いてあんだが、どーも・・・なぁ・・・。
仙水と七海の事後シーンもさー
抜けねぇ・・・。
  ↑
 違うだろ!


ま、それが目的なお話ではないし、
腐人は言うまでもなくアベマリと同じ属性ですから、
男女に萌えないのは、まぁ仕方ない。

が、ちっと惜しいなぁと思ったんだ。

あ、絵の話になったから
ついでに重箱の隅つついとくと、
G3の便所、おかしいぞ。

いや男女兼用(?)ってのは、
盗撮要注意だが、それはいいんだ。

じゃなくって、太陽が吐いてたシーン。
どーみても、便座がない。
便ふたの下が、直で便器になってっぞ。

これだと、う●こんとき、どーすんだ?
便器の上で
和式のようにしゃがんでするのか(~_~)??
中国人じゃあるまいし。


月ちゃんがさ、
自分の存在に疑問をいだいていたが、
言わせてもらえるなら、
太陽に金勘定をさせてはいけない。

社長って椅子にどっちが座るってなぁ、
どっちでもいいけど、
(でも、「社長」って札が必要だと、
 なにかっちゃー引っ張り出される回数考えたら、
 月ちゃんで正解ちゃうか?)
あーゆー、根っからのクリエイターさんの場合、
それに没頭する環境を作ってあげる人が
右腕としていなければならない。
Hondaの宗一郎氏に対する、藤沢武夫さんのように。

えてしてクリエイターという人は、
金勘定や管理ということが苦手だ。
そこんとこを代わってあげないと、
せっかくの才能が、日々の雑事で埋もれてしまう。

そーゆー意味で、
ノーベル賞に最も近いといわれてる人に、
「今一番気になってることは、
 研究所にいる200名近いスタッフのうち、
 8割以上は非正規雇用者だということ」
なんて言わせてはいけないのだがな・・・。

あ、話が逸れた。

たださ、花ちゃんと初めて会ったとき、
G3のゲームとどっちが売れてるかって話があったっしょ。

そこ読んだときに、こないだここに書いたが、
風姿花伝の奥儀伝を思い出した。

『上手は下衆に受けず、
 下手は上客に飽きられる様を示し、
 本当の芸達者は「衆人愛敬」、
 下衆を笑わせながら、上客に心を伝えるべき』

ぶっちゃけていえば
「マニアックは、一般受けせず、
 一般に媚びれば、マニアはそっぽをむく。
 本当の巧者は、皆にうけるものをつくれ。
 一般に受けながらも、マニアのハートを掴むもの」
って感じだろうか。

言われてできりゃー苦労はせん・・・(ーー;)。

あと、
「芸を演じる人は、
 「関心演目」
 自己こそ最高の観客とすべし」
だが、
これまた難しい。

作っている最中、恐らく製作者の心は千地に乱れる。
思いついたときは、「これはおもしろい!」
でも作っていってると、「これはおもしろいのか?」
ずーっとずーっとそれとむき会ってると、
本当におもしろいのかどうかがわからなくなり、
ひどくなれば、「おもしろい」ってなんだろう?
ってな所まで後退することだってあろう。

そこでなにかしら、
寄りかかれるものがあるというのは強い。

ある意味、SWの制作チームにとっては、
仙水の存在ってのが一つ支柱になってんだろな・・・。
彼の判断こそが、絶対の基準みたいな。
とりあえず、今までは勝ち続けてるし。

こーゆーのがあれば、楽っちゃ楽。
ただ、その軸がいつまで時代に添えるかは、
神のみぞ知る領域だなぁ・・・。

  ※この「風姿花伝の奥儀伝」部分は、
   『仕事をしたつもり』にあったものを
   引用させていただきましたが、
   後に、『風姿花伝』の「奥儀伝」にこういう文章はないのでは?
   とのご指摘をいただきました。

   確かに、『風姿花伝』の「奥儀伝」を確認したところ、
   このとおりのままの記述はありませんでした。
   
   とはいえ、
   まだ『風姿花伝』全体の検証などは済んでませんので、
   とりあえず、そのままとさせていただきます。
   後日、検証が済んだら、修正など対応をいたします。



仙水がでてきたので、
ちょいと話をそっちにもってくが、
一般的に、人間が目を配れる限界ってのは、
30人ぐらいといわれてる。

G3のような会社の場合、
今でこそ、現場においては太陽をトップにすえて
ピラミッドをつくっているが、
これがもっと大所帯になった場合、
構造を変えなければいけない。
そうしないと、目が行き届かず、歯コボレを起こすのだ。

なので、かつてSWで太陽が失敗したのは、
太陽が全部をみようとしたから。

例えば、100人で組織をつくるなら、
太陽を頂点として、その下に3人、その下にまた3人・・・
といった図をつくり、
直接関係しているところは絶対に見解がぶれないよう
常に同じ絵がかけるよう、
そこのミーティングは密におこなって
全体をコントロールしてけばよかったのだ。

大きな仕事がしたいなら、
人を育てる能力と、人に任せる度量がいる。
それができねぇなら、どんだけ才能があろうが、
でかい仕事に手を出してはいけない。
と腐人は思うがね。


あーこれで書きたいこと書ききったっけ?
パンドラ箱ん中にはもっといろいろあるけど、
そこはフタに鍵して埋めとこう。

・・・でもなんか書きもらしてるよーな気もするなぁ・・・。
あーダテ・ド・ローガンと会議室の話か。
でもあれもちょっとつるっといくと
ヤバい方向にいくしな・・・
やめとこう。


あ。そうだ。
アベマリに質問があったんだ。

この環境で、
どーして仙●×太●にならないんでしょう・・・。

っつか、
●陽が魔法使い「だった」ってことは、
誰か卒業させた人がいるってことで、
・・・え?そしたら、太●×●水・・・?誘い●・・・?

ピピピピピーッ!!!
そこー!レッドカード!!!

合い言葉を忘れちゃいかーん!
♪あ、そっれ 一般論
♪あ、そっれ 一般論、だ!


そういえば、
レーティング問題についてもやりたかったんだが、
これやったら、暴走が今の比じゃなくなるからなぁ・・・。

気になる方は、カテゴリー「図書規制&読書」をどうぞ。


ああ、それと、「ち」つく丸いもの。

腐人が思い浮かんだものは、
あそこにでてきませんでした。

っつかね、あれ、場も影響してると思うのだ。

ブレストじゃないが、
皆が思いつくようなものでもなく、
でも共感を呼べるもので、って条件を先に提示してあったり、
キャバクラとかホストクラブでやってみ?
全然違う答えがでてくるから。

ちなみに腐人がとっさに思いついたのは、
そっちのシモ系です・・・。
ここには到底書けません・・・。

ヒントは、「・・・の先」。
な?
丸いっしょ?←誰に同意を求めとんねん!


最後にカウントを。

(498-503)マンガ 『大東京トイボックス 1-6』 うめ


あーくそぉ!
続きが読みてぇぞ!!
借りてるやつ!とっとと返せーっ(>0<)!!!
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[ 2012/06/04 ] 熱く語るぜ!腹黒読書 | TB(-) | CM(-)

『理系の子』について 続き

昨日の続き。

ここで紹介されていた研究ってのは、
大きく分けて2つあると思う。

一つは、身近な誰かのためにやったら、
それが発明になったという研究。

もう一つは、疑問追及のための研究。

ここに紹介されてた研究を分類すると、
発明系が、
「廃品利用の太陽エネルギーによる暖房&湯沸かし器」
「ホース・セラピーによってもらたられるストレス軽減」
「手話を変換表示する液晶ディスプレイ付き手袋」
「自閉症児とのコミュニケーションを可能にする教育プログラム」

疑問追求系が
「核融合炉の製作」
「ハンセン病の治療と治癒後の細菌量」
「少年矯正施設より、地球外生命存在の可能性について」
「デュポン社の排水問題より PFOAの除去方法」
「公衆トイレに設置されたおむつ交換台にいる細菌」
「蜂群崩壊症候群(CCD)と殺虫剤の関係」
「カーボンナノチューブの溶解」

こんな感じかなぁ・・・。
腐人主観ですが。

人類全体の利益になりそうなのは、後者なんだが、
腐人は正直、前者のが好き。
そっちのがドラマがあるから。

ってことで、そっちのドラマを少々紹介いたしましょう。

「廃品利用の太陽エネルギーによる暖房&湯沸かし器」

これはネイティブアメリカンであるナヴァホ族の子の研究。

特別居留地にいるネイティブ・アメリカンの多くは、
生活必需品すら買えない収入しかなく、
一人当たりの平均年収は$6045(483,600円)という。

穴だらけのトレーラーハウスに6人で住み、
風呂は屋外、それも水道のみ。
暖房は石炭ストーブが一つだけ。
冬は氷点下になるというのに・・・。

そのため、この研究をした少年の妹は、
喘息に苦しんでいたらしい。

その妹をなんとか楽にしてやりたいという気持ちから、
少年は、そこらに打ち捨てられた車
(廃車手続きする金がないので不法投棄)から
ラジエーターをとりだし、
太陽光発電装置とつなげて、暖房&湯沸かし器を作った。

その後、少年は大学に進学し、いずれは会社を興して
ナヴァホの地に風車やソーラーパネルを設置したいという。

そして、それまでネイティブ・アメリカンは、
学力としてもアメリカの中で低いといわれていたが、
彼の功績により、
下の子供たちに刺激があたえられ、
2006年にはさらに二人の子供が、
ISEFへの出場権を獲得した。



「ホース・セラピーによってもらたられるストレス軽減」

この研究をした少女の父親は、
少女が生まれてまもなくガンがみつかった。

医者から薦められた治療方法では保険が適用されず、
このままだと死ぬしかない。
そんなとき、国立衛生研究所が行う
医療実験があり、それをためしたところ、
ガンは治癒したが、その後、肺に疾患がでて、
現在は肺の4割以下しか機能していない。

なので、父親は
ずっと、医者から余命3ヶ月だといわれ続けてきた。

少女はそんな父親から馬の扱いを教わり、
いずれは獣医になりたいと思っていた。

しかし、父親の医療費がかさみ、
学費の捻出はむずかしくなる一方。

そんななか、少女は馬のある特性に気がついた。
利き脚の違いで、調教に差が生じるというのだ。

それを研究し、少女はISEFで奨学金を得ることができ、
これで一安心と思った矢先に、
少女は事故にあった。

偶然、道に大きな穴があいていたため、
命はないと思われた事故だったが、
少女は首の椎骨の骨折で済んだが、
完治するまで大好きな馬に乗ることを禁じられた。
そして、奨学金の夢にも暗雲がたちこめた。

そんな心も体も傷ついた少女をなぐさめてくれたのは
馬たちだった。

そのときの経験が、
少女に、ホースセラピー効果を研究させるきっかっけとなり、
PTSDに悩む警官からデータを採取し、
ホースセラピーによってもたらされる効果を実証した。



「手話を変換表示する液晶ディスプレイ付き手袋」


この少年は、2歳にしてクリスマスプレゼントに
「延長コード」を希望するほど、
電気の魅力にとりつかれていた。

小学校に通うも、あまりに頭がよすぎて、
どうしても馴染めない日々が続く。

そんな中、引退した老年の物理学者と知り合い、
二人は心から信頼できる友になる。

老いた物理学者は少年のひらめきに驚きながら、
彼の疑問に答え、彼のやりたいことの手助けをする。
時には、人生の先達として、
プライベートの相談にものりながら。

少年は学校でいじめられていた。

しかし、サイエンス・フェアで勝利を得、
周囲から認められ始めると、
生活が徐々に変わっていった。

そんな中、耳の不自由な少女を街中でみかけ、
彼女たちのような障害をもつ人のために、
手話での会話が、手話をしらない人にも伝わるように、
手袋につながった液晶パネルに表示されるものを作り上げた。

高校を卒業するまでの間に、
彼は自分の研究で42万ドル(3360万円)を稼ぎ、
ダサいと思われていたいじめられっこは
『セブンティーン』誌に、最高の男の子の一人として選ばれた。


「自閉症児とのコミュニケーションを可能にする教育プログラム」

彼女の従妹は自閉症だった。

その子は音に対して、驚異的な能力をもっており、
彼女は音楽を通じてならば、
その子とコミュニケーションができるのでは?
と考えた。

鍵盤の上にアルファベットをかいた紙をはりつけ、
音と一緒にアルファベットを憶えていく。

Lしかわからなかった従妹は、
これをやっていくうちに、
単語を読めるようになっていった。

彼女はこれらを「音から音節へ」という教育プログラムにまとめ、
特別支援学級での効果測定を行った。

結果、短期間のうちに自閉症と診断された子供たちの多くが
文字や単語をおぼえ、つづれるようになった。

その後、ラップトップコンピュータを使い、
自閉症児が単純な線なら理解できる特性とあわせて、
彼らに表情や感情を表現する方法をみいだしていく。


とまー簡単にまとめるとこんな感じのお話が
紹介されてるんですわ。

疑問追及のほうにもドラマがあって、
また大会そのものにもドラマがある。
それが本書に書いてある。

っつか、ぶっちゃけ、
一つの研究につき、一つのドラマがあるんだろうと思う。

それは甲子園に出場しなかった高校にも、
それぞれドラマがあるようなもんで。

だからここにとりあげられなかった研究でも、
実はものすごいドラマを秘めてたりして、
本当は、全ての研究に対し、
こういう記録を毎年残し続けるのがいいんだろーなー。

プロジェクトXみたいなもんで。


ってのも、
正直、腐人は、科学がさっぱりで、
巻末に、2009年のISEFで入賞した
日本の女子高生のコメントがあるのだが
そこに
「人間がどこから来てどこに行こうとしているのか、
 そしてどうしたらこの地球システムの
 健全な一員になれるのかということについて
 知りたいと思っている」
という一文があり、
それを読んだとき、こう思った。

「どこからきたかは、
 ゾウリムシの発生と同じよーな偶発性だろうし、
 どこへ行くのかは、
 いずれは消滅だろう。

 でもって、どうしたらなれるかっちゅーたら、
 社会システムをすべてすてて、
 毛のないサルになって、
 天敵にどんどん駆逐されつつ、
 繁殖を頑張るっちゅー
 動物の自然サイクルにはいりゃいいんじゃね?」

・・・とね、議論にならないわけですわ。
ははははは(^_^メ)

でもね、こういうドラマだったら、
腐人も読んでみたいと思うし、
応援したいと思うのだ。

だからね、こういう記録を続けてってほしいなぁ・・・
と思う。


ホント、これね、利発すぎる子をもった親や教師、
周囲の大人がどうあるべきかってのも書かれてるので、
ぜひ、小中高生の親と子に読んで欲しいと思います。

その潜在的可能性を、
管理教育でつぶされてしまわないためにも・・・。


えーっとちょっとタイムアップなので、
読書録は、カウントごと、また明日。

[ 2012/05/13 ] 熱く語るぜ!腹黒読書 | TB(-) | CM(-)

『理系の子』について

いや、ひさびさにおもろい本だった。

が。
しょっぱなからいちゃもんつけていい?

なんでタイトルを、
『科学の子』にせんの!
日本人ならこっちだろー!!!
ヒキが違うだろー!!!

いまさらゆーてもしゃーないが。


で、本の話をする前にちょっと、アニメつながり。

昨夜、ポチッとテレビをつけたら、
『風の谷のナウシカ』をやっていた。

ほほー久しぶりーと、メシ食いながらみていたら、
血族がやってきて、
「おや、ナウシカじゃん。懐かしい・・・」。

でもって、一緒になってしばらくみていたら、血族が言った。
「ねぇ、これ、オチはなに?」

・・・関西人・・・(=_=)

問われて改めて、物語を思い出してみたが・・・
「・・・巨神兵がぁ・・・
 らん~らんらら、らんらんらん♪っちゅーてぇ・・・
 姫ねえさまぁとなってぇ・・・
 虫が世界を救う?」


・・・どなたか、このどーしよーもない人々に、
『ナウシカ』のオチはなんであるか、
説明してやってください。


さて、そんなどーでもいい話はおいといて。

腐人は不勉強にて全く知らなかったんだが、
「サイエンス・フェア」というのをご存知でしょうか。

アメリカではよく行われてるそうなんですが、
端的にゆーてしまうと、
「中高生の自由研究発表会」。

この本はそれに出場した子供たちを紹介した本なんですが
サブタイトルが、
「高校生科学オリンピックの青春」
っちゅーように、
「アサガオの観察日記」レベルじゃないんですね。

どんなんかっちゅーと、

「核融合炉の製作」
「廃品利用の太陽エネルギーによる暖房&湯沸かし器」
「ハンセン病の治療と治癒後の細菌量」
「少年矯正施設より、地球外生命存在の可能性について」
「ホース・セラピーによってもらたられるストレス軽減」
「デュポン社の排水問題より PFOAの除去方法」
「公衆トイレに設置されたおむつ交換台にいる細菌」
「手話を変換表示する液晶ディスプレイ付き手袋」
「蜂群崩壊症候群(CCD)と殺虫剤の関係」
「自閉症児とのコミュニケーションを可能にする教育プログラム」
「カーボンナノチューブの溶解」

・・・と、本書で紹介されてる研究はこういう感じ。

センス・オブ・ワンダー素養がゼロどころかマイナスの腐人には
しょーじき、なんとなくわかるか、
全くわからんぞ、というレベルだ。


なんでこれがそんなに盛況なのかというと、
アメリカの場合、
「大学は奨学金を得ていくもの」
ってのが一般的で、
スポーツのできる子や成績上位の子なんかだと
すんなりもらえるが、
そうでない子は
大学進学をあきらめないとならない事態になる。

この辺は、腐人も
ドラマとかニュースのききかじりしか知識がないが
昨今の、猫も杓子も大学生っちゅー日本とは
かけ離れてるのは確かだ。

で、その奨学金がもらえる一握りにはなれない子が、
どうにかして奨学金を狙いたいとき。
このサイエンス・フェアってのが
すごく大きな存在になる。

ってのも、このサイエンス・フェアってのは、
市町村レベルから、州、さらに国際までの規模があり、
最高峰といわれてる、
「インテル国際学生科学フェア(ISEF)」になると、
総額400万ドル(3億2千万円)ともなる賞金や奨学金がもらえるのだ!

またこの研究で特許を取得すれば、
その後は、大判小判がざっくざく~♪

・・・理科バカの子供をお持ちの親御さん、
ここは是非、子供を使っての一攫千金を狙いませんか?

え?でも日本人じゃ出られないでしょ?
とかお思いかもしれませんが、
そんなことはありません。

ISEFは国際イベントなので、
日本人も参加してるそうです。
腐人は知りませんでしたが。

日本人が出たい場合は、
まず提携サイエンス・フェアである、
下記2つのサイエンス・フェアのどちらかの
優秀者合計6組に入らねばならぬ。

その2つとは、
●讀賣新聞社主催 日本学生科学賞
●朝日新聞社主催 高校生科学技術チャレンジ

2011年のISEFでは、
出場した日本人6組のうち2組が受賞したらしい。

1つが、
「桜島の噴火に伴う火山雷の発生メカニズムの解明を目指して」
で、
地球科学部門4等賞&アメリカ気象学会佳作に。

1つが、
「有孔虫による堆積古環境の推定」
で、
地球科学部門3等賞&アメリカ地質研究所1等賞に。

ちなみにISEFには、
50以上の国から
1500人以上の参加があり、
出される研究が120ほど。

それを、化学、コンピューターサイエンス、
工学、環境マネジメント、動物化学、
医学および健康、行動科学、物理学、天文学・・・などなど
合計17部門にわけて評価する。

他に青年科学賞という総合評価のものや、
陸軍、海軍や上記にあるようないろんな研究所の賞などもあり、
それぞれに賞金や奨学金がついてくる。

この日本の少年少女たちは、
その激戦を勝ち抜いて、栄冠を手にしたわけです。


なんか金金金とゆーてますが、
それは目先のニンジンだとしても、
こういう道があるってだけで、
今の受験社会が変わるんじゃないか?
という気がするのは気のせいかな。

腐人が知らないだけで、
日本でもこういうサイエンス・フェアを各地でやって
大学や特許への道をつくってあるんだろうか?

子供が、科学を楽しいと思って研究に没頭し、
それがいつしか金になり、将来の仕事に繋がるという流れが
できてるんだろうか?


ってのもですね、
本書の中で、11人の子供が紹介されている。

そのなかでも突出してる子は、
幼少期から特異な科学の才能の片鱗がみえ、
いわゆる学校という制度からはみ出してるケースが多い。

おちこぼれをつくらない教育となっている学校では、
こういう優秀な生徒は、苦痛でしかなく、
また、理系オタクとみなされると、
いじめの対象になることもある。

アメリカの場合は、自宅学習を選ぶことができるので、
第二のビル・ゲイツと呼ばれる少年は、
学校にいかず、自分の興味を追求した結果、
カーボンナノチューブの研究で賞金をとり、
最初の5年で1200万ドル(9億6千万)の売上がみこまれる
会社をつくった。

トコロテンのよーに学校制度のレールをすすみ、
試験をクリアすることだけを目指す教育では
これはなかなかでけんのではなかろうか・・・。

ああ、でも日本から頑張って参加してる子もいるか。

ただ、そこに、生育環境が悪く、
極貧の状態にある子はいるのだろうか。

これからの日本の状況を思えば、
どんどん増えるであろう低学歴・低所得層。

生まれてくる子供に罪はない。
だけど、今の日本の制度だと、
一度そこにはまると、
延々と抜け出せない負の連鎖にまきこまれてしまう。

だからこそ、その子の頑張りによって、
そこからの脱出ができる方法を作って欲しいなぁ・・・
と思う。

ヒトモノカネといいますが、すべての根本は人だ。

人が育つ状況を作れない社会は、
いずれ滅ぶしかない。


と、まー。
制度についての話はこのくらいにしときましょう。

紹介されていた11名のうち、
腐人の興味をひいたのを紹介したいんだが、
ちょいと疲れてきたので、また明日ー。

・・・ただ、明日は姫が来襲予定・・・。
さっき、ママにあったら、
「明日にそなえて、もう寝てます」。

ママのシャレだと思うが、
姫の成長が著しいのも事実。
どんだけ体力残るだろうか・・・(-_-;)

[ 2012/05/12 ] 熱く語るぜ!腹黒読書 | TB(-) | CM(-)

『男の花道』-ッッ!!

えー、たぶん書いてるうちに、
ヒートアップして、かなりカッとばしそうなんで、
最初にいろいろ済ませて置こう。

●気になるニュース 2連発

その1)
アメリカのウィキペディアが、
18日24時間、法規制抗議のため停止するそうで。

抗議対象となってるアメリカの法について
詳しいことがわからんので、
内容の是非はよくわからん。

でも、この結果に、ものすごく興味がある。

言うなれば、一種のストライキなんだろう。

それが、24時間で効果があるものなのか、
それ以上になると、競合が抜け駆けしてくるのか。

表明した段階で、
規制推進派は、審議法案を若干変更したらしいが、
こういうものは、有か無か、
それが肝心なんだよ。

ちょっとでも穴があれば、
強引にぶちこんで広げてくるのが定石だからね。

まちがいなく、
そのうち日本でも起こることだから、
この結果は、注視する必要があると思う。


その2)
局部切断遺体が、東京で発見されたそうで。

他殺と自殺の両面捜査ってことらしいんですが、
死因も含め、むっちゃくっちゃ興味あるわぁ・・・。

続報、心待ちにしております。


さて。
本題にまいりましょうか。

あ、先に断っときますよー。
ネタバレ回避なんて、なーも考えずに書くので、
それがイヤンな人は、
本編読んでから読んでくださいねー。

ゆったかんねー!






昨日、ブ厚い!と言いましたけど、
それと匹敵するぐらいのインパクトがあったのが、
タイトルロゴ。

これでもかーっ!!!っつーほどの主張に、
同人誌を読んでなければ、
これ・・・BLじゃなくって、
ホンモノさん用のゲイノベル・・・?

とか思っちまいそうでした。

にしても、友晴よ。
あんたの「男の花道」って、
ヤリ逃げマタギに続く道
ってことかい・・・。

なにヘタレてんの!
オネエでしょ!
もっと強い子じゃなきゃダメじゃない!
そんなんじゃ
ダイエットにも耐えたマグナムが泣くぞ!

 
割れ鍋に綴じ蓋カップルが多い
このシリーズですけど
なんかもう究極まできたな・・・
という感があるのは、腐人だけでしょうか。

最後のジムのシーンとか、
居酒屋のシーンとか、
相手してる裕一がちょっと哀れになりました・・・。

ただ、松尾ちゃんの言動に
己の反省を促されるところも少々・・・(;一_一)

腐人も師匠やIちゃんとメシいったりしたら、
その会話で周囲ドン引きさせてるときあるもんなー
はっはっはっはっはー。

ま、それはさておき。

ゲイでオネエな友晴にしろ、
キョニュウ好きオタクの松尾ちゃんにしろ、
「それがどーした」
っちゅー開きなおりこそが
最強なんだなぁと思う。

そう、周囲の視線なんて、
弾き飛ばしちゃうのよ!

って、さりげに自分を棚上げしとらんか、腐人・・・。
あんたこそ、そうじゃろが・・・。


ま、ってなことを考えると、
一見、常識人を身にまとってるせーで、
この話で一番苦労したのは裕一だよなぁと思う。
たぶん、これから先も、
裕一はこの二人に振り回されまくるんでしょーねぇ。

あの告白のシーンでも、
初お泊まり前のシーンでも思ったんだが、
友晴と松尾ちゃんって、
見事に会話がずれるんだもん。
なんかこの先も、
ささいなことが宇宙の果てまで簡単プーに飛躍しそう。

で、そのたびに、裕一が巻きこまれて
ボロボロになる頃にゃー
二人は勝手に
「いやーん、ばかぁ
 どーしてそんな誤解するの。
 アタシは松尾ちゃん一筋よ!」
「ご、ごめんなさい。
 友晴さんのことが好きすぎて・・・」
とかやるんだろーなぁー・・・。
・・・隆ちゃん、裕一、慰めたってな。

っても、裕一!
腐人はあんたが常識人だとは言わないぞ!

NO!毛宣言を批准している腐人と語り合えるのは
あんただけだと思ってるもん!
あ、あと嘉藤もか?
いや、あれは惣ちゃんのシュミ・・・??


毛の話にいったんで、ついでに流れとくと、
友晴さんに質問です。

表紙ではご自慢のギャランドゥが
見受けられませんでしたが、
撮影前に処理なさったんでしょうか・・・。


まー、あのタイトルロゴで、
表紙からギャランドゥ全開だったら、
さすがの腐人も手に取るのを躊躇したかもしれん・・・。
や、そんでも買ったけど。

腐人的には、
なさすぎる分には全く問題ないが、
多いのはヤダ!
許しがたい!!


ところで、このシリーズは、
腐人が思うに、
挿絵の志水ゆきさんも楽しんでらっしゃるんでは
なかろーか。

表紙でこそ処理されてましたが、
あとは見事に毛毛毛毛毛!!

イヤーッ
カコミ髭なんてフケツーッ!!!
レーザーもってこい!
この場で、腐人が永久脱毛しちゃるわーっ!!!


・・・ああ・・・
NO!毛こそが美と思う腐人には
この毛毛毛毛挿絵は、つらい試練だったわ・・・(/_;)
ね!裕一!

そして、木原さんもあとがきで言及されてましたが、
秀逸だったのは、白目イラスト。
あの鼻、あのクチビル、
爆笑しました。
グッジョブっす、志水さん。

ただ、ちょろっと出ていたホワイトアスパラが・・・
バックの文字がなければ、
別のモノにみえてしまい、
今度、食するときには、
ちょいと覚悟がいりそうです・・・。
ササミも・・・。

おかげで、湿り気たっぷりのはずのシーンでも
なぜか笑いがとまらない・・・。
なぜなんだ!
二人が真剣になればなるほど笑ってしまう・・・。


そういや気になることが。

あの素晴らしいダサ服をもらった弟二人は
どーしたんでしょうか・・・?
見事に着こなしたんでしょーか??

知りたいぞ、それ。


ちょいとマジメな話もしときましょうか。

これ読んでて、
最近ちょっと感じてることを思い出した。

なんつーか、どうも最近、
自分を変えようとするよりも、
他人や周囲を変えようとする人が
増えてきてる気がするんだよな。

何かあったときもそう。
原因究明するのに、
自分を棚上げにして、
周囲に理由を探そうとする。

友晴が、松尾ちゃんが、
お互いの恋心を実らせることができたのは、
自分が変わっていったからだと思うんだよな。

そして、その変化は、
いろんな自信に繋がり、
今までできなかったことが
できるようになっていく。

他人や周囲を変えるよりも、
ずっと楽だし、
それだけに止まらない、
いろんないい効果がでるんだけどなー。


最後にリクエストとまいりましょう。

このカップルには!
ぜひ!!
結婚式をあげていただきたい!


無理っすかね?

でも、一緒に暮らすとなると、
な、なんかいろいろ大変かも・・・。

だって、オタクとして言わせていただくと!
捨てられません!アレコレは!!

そんで圧死したとしても、本望よ!!
そうであってこそ、オタク・・・。
オタクは死んでも、ブツは死なーんっ!!

って、友晴の服と、松尾のブツとが
せめぎあう部屋になるんでしょーかねぇ・・・。
落ち着かなさそう・・・。

とっても愉しい一時でした。

(73)BL/ビーボーイ 『男の花道』 木原音瀬
[ 2012/01/17 ] 熱く語るぜ!腹黒読書 | TB(-) | CM(-)

『天地明察』について

小説版の『天地明察』を読んだ。

ん?
違うか、これが本家だから、
「マンガ『天地明察』の原作を読んだ」
が正しいのか、腐人的には。

端的にゆーとおもろかったですが、
腐人としては、やっぱ何を置いても、
槇えびしさんのマンガに惹かれた、のでね、
主客転倒。


えーいろいろ言いたいので、
まずは暦からいこーか。

ちょうどタイムリーなことに、
うるう秒の廃止が16日から議論されるらしいっすね。

うるう秒ってのは、
理系要素がゼロの腐人脳では理解不能の事象なんで、
詳しくはご興味あれば、
各自でお調べいただきたいが、
簡単プーにゆーと、
「天体の時間と、時計の時間とではどうしてもズレる。
 んで、それが0.9秒以上ひらきそうになったら、
 1秒たしたり、ひいたりする、その1秒のこと」


1972年に、うるう秒やるでーと決まってから、
これまで24回ほど足したりひいたりされてたらしい。

へーへーへー。

ただまぁ、これがですね、
こんだけIT化が進んだ今、やめへんかー?
という意見がでてるそうなんですわ。

そう、コンピューターの世界では、
1秒ってこういうことよ、と規定したら、
ずーっとその通りに時を刻み続けるんで、
59秒、 60秒、 1分、 1分1秒・・・
っちゅー、
1秒を足すとかが簡単じゃないらしいんだ。

で、この1秒の誤差で、
株の売買とかに支障がでたりするから、
やめようや、というのが廃止派の主張。

※繰り返しますが、正しく知りたい方は
ご自身でお調べください。


でも、そうすっと、
コンピューターの世界ではええねんけど、
実際の生活においては、
春海たちが経験したように、
いろんなズレがでてくることになる。

それはあかん、天の理こそが正しい。
暦は天体にあわすべきや!ってのが
存続派の主張。

※また繰り返しますが、正しく知りたい方は
ご自身でお調べください。



ま、そゆことで、この両者がですね、
ジュネーブで喧々諤々やりあうそうなんですわ。

でもって、現状、
数でゆーと、廃止派が断然優勢らしいんですな。

っちゅーのを、
朝のワイドショーのコメントでみたんですけどね、
個人的には、存続がいいなぁ。

っても、腐人は、
普段、時計どころか携帯すらも持ちあるかねぇ、
カレンダーすら飾ってねぇ人間なんですが。

だから関係ないっちゃないような気もするんだが、
なんていうかね、
これが廃止されるって、
ものすごいニンゲンの傲慢な気がするんだよ。

「天の理」って
人の都合でどうこうなるもんじゃないじゃん。

自然の力を前にしたら、人がどれほどちっぽけか。
それ、今の日本人は
ものすごくよくわかってんじゃねぇのかね?


まぁ、二十四節気もニュースネタぐらいになってる今、
暦が軽く考えられちゃうのかなぁ・・・。

っても、しょせんバリバリの地上アリな腐人は、
蝕とか、どーでもいいし。
暦をみるのは、
冠婚葬祭に関わるときぐらいだし、
そういう人が増えてきてるなら、
ビジネス優先になっても、
しゃーないのかねぇ・・・。

きけるものなら、
このうるう秒に対して、
春海がどう思うのか、見解きいてみたいもんだ。


で、本編であるが。

昨今、ラノベ出身作家の躍進が目に付くが、
小説を、エンターテイメントと考えたら、
当たり前だなぁ。

はっきりいって、ラノベは、
いかに読者をひきつけるか、という手法において
ものすごく研究してるし、先端をいってると思う。

着眼点のいいお話、
スピード感のある展開、
物語の起伏、
読者をつかんで離さない文章、
そしてなによりも、キャラクターがたっている。

前になんだったっけかなぁ・・・
読んでても、どーにもキャラクターがイメージできなくて、
棒人間が右に行った、左に行った、という感じで
全くおもろくなかった本があった。

そういう意味で、腐人は
田中芳樹『銀河英雄伝説』がすげーと思うの。
あの描写で、脳裏にキャラが浮かぶでしょ?

この『天地明察』も、最初にマンガを読んだから、
ってのがあるかもしれないが、
建部さんと伊藤さんとか、
算知と知哲の鶴亀親子とか、
もうもう読んでるだけで、
槇さんの絵なら、こんな感じかなぁ・・・
というイメージが浮かぶ。

さすがというか、巧いというか。

うううう・・・早く関さんに会いたいよぅ(>0<)

もちろん、正之さまにもお会いしとうございます。
どんなかっちょいいおじさまだろうか・・・。

たぶん建部さんや伊藤さんは
むちゃくちゃ愛らしいんだろうし、
闇斎なんかは豪快なんだろーなぁ・・・。

ってね、一人一人を脳裏にえがけるわけ。
そこがすごい。

キャラがたつって、こういうことゆーんだよ。



ストーリーというか
風呂敷の広げ方も、畳み方もすばらしい。

暦が完成したのち、
それを認めてもらうまでにやった根回し。

あれね、
奉納絵馬にあってから22年のいろんな経験や挫折、
そしてなにより、
いろんな人と出会い、
その出会いから受けたさまざまなモノがあってこそ、
できたこと。

逆に言えば、22年、
ただただ暦のことしかやってなければ
恐らくなしえなかったことだと言える。

実際、そうなんだよね。

全く関係ない、無駄だと思えるようなことが、
後々、絶対糧になる。
挫折や失敗こそが、人を強くたくましくする。

のだが・・・・・・・・・・・
今の子って、
誤問やらかしたところで、
腹切っちゃうんだよなぁ・・・(~_~)

いや、もしかしたらもっと手前、
絵馬を関さんに解かれたところで投げちゃうかも。

そこで終わったらあかんのにねぇ。


ぶっちゃけ、春海は、間に合ってないことが多い。
建部様や伊藤様から任されたことも、
どっちも訃報が先だ。

はっきしいって、
心がくじけそうになったこともあったと思う。
でも、それでもやるんだよね、春海は。

ある意味、これ、
今の中高生に読ませて、
どう思うか、考えさせたいわ。



そして。
腐人がこのお話を読んで、
いっちばん重く感じたこと。

それは、
「今、ここまでの使命感や責任感を背負って、
 自分の職責を果たそうとしている人はいるだろうか」


特に、保科正之様とか、酒井大老とかね。

これは、ちょいと
こないだみたドキュメンタリーと絡めてやりたいんで、
『天地明察』ではここまでにしとく。


はっきしいって、
腐人は時代小説嫌悪症だし、
日本史アッパラパーだし、
数式見たら即寝れる人なので、
これ、小説だけなら手にもとっていなかった。

槇えびしさんのマンガ、
あれにめぐり合ったからこそ、
読んでみようと思い立ち、
読んだらすごく面白いと思った。

表現の場が違えば、
必ず作品は別のものになる。

だから、クロスメディアは当たり外れが多く、
これまで腐人はどちらかというと
敬遠していたところがあった。

でも、どの表現にのっけても、
それぞれの方向で面白く化けることもあるんだなと
この作品で思い知らされた。

ので、これからはちょびっとだけ
食わず嫌いを直そうかなーと、思いました、まる。


では最後にカウントを。
(51)一般本 『天地明察』 冲方丁

[ 2012/01/14 ] 熱く語るぜ!腹黒読書 | TB(-) | CM(-)

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